東川篤哉 謎解きはディナーのあとで ３

今日は先週以上の積雪か？と予報に脅されて、昨日のうちに買物も準備万端済ませて
一日引きこもりを決めつけたものの、白いものが舞ったのは最初だけで
途中から雨に変わって、その雨もいつの間にか止んでしまい、1ミリも積もることもなくこの時間。
でも深夜にまたまた降り積もるかもしれない予報だそうで、油断禁物と言った首都圏の雪事情です。

さて今回読んだのは、東川篤哉さんのシリーズ第3弾　謎解きはディナーのあとで ３

あらすじ・・・・（「BOOK」データベースより）
恋ヶ窪の住宅街に建つ屋敷の寝屋で、老人の死体が発見される。
枕元にあったのは、ペットボトルと湯呑み。
死の直前には、飼い猫が行方不明になっていた。
ペットロスによる自殺なのか、他殺なのかー事件は迷宮入りしていく。
宝生邸に眠る秘宝が怪盗に狙われる、体中から装飾品を奪われた女性の変死体が見つかるなど、相次ぐ難事件に麗子はピンチ。
そしてついに麗子と執事の影山、風祭警部の関係にも変化が訪れて…！？
令嬢刑事と毒舌執事コンビの国民的ユーモアミステリ第三弾。
文庫版特典として、『名探偵コナン』とのコラボ短編小説『探偵たちの饗宴』収録。

【目次】（「BOOK」データベースより）
犯人に毒を与えないでください／この川で溺れないでください
怪盗からの挑戦状でございます／殺人には自転車をご利用ください
彼女は何を奪われたのでございますか／さよならはディナーのあとで
『謎解きはディナーのあとで』×『名探偵コナン』-探偵たちの饗宴

東川さんの作品は、殺人をテーマにしつつもギャグとコントの応酬で
辛辣さを全く感じない、笑いを散りばめたユーモアな作品スタイルが特徴ですが
その中でもちょっと深みがあるのが、鵜飼杜夫 烏賊川市シリーズで
一番ライトなのが、この謎解きはディナーのあとでシリーズ。　
特にこれまでの1と2は、サラッとすぎる印象でしたが
今回の3はこれまでと一味違う感触で、意外にギャグがツボにうまくはまって楽しく読めました。
文庫オリジナル特典の、コナン君とのコラボも面白かったです。
でも最後に風祭警部の異動が決まり、シリーズが続くにしてもスタイルは変わってしまうのかも知れないですね。

【楽天ブックスならいつでも送料無料】謎解きはディナーのあとで 3 [ 東川篤哉 ]価格：734円（税込、送料込）