別れる時 何気なく口にのぼってくる
「 じゃあ また明日! 」 「 また 一週間後にね! 」
という 言葉
自然に口からこぼれ出た その言葉に
今では 馴染めない何かを感じて 落ち着かない気分になってしまう
「 明日 」って・・ 「 一週間後 」って・・・
どうなっているんだろう?
今と同じような日が 続いているのだろうか?
きっと 相手も 無意識に同じようなことを感じているのかもしれない
すぐには去り難い様子で まだ ひと言ふた言 話し続けようとする
テレビで 女性がインタビューに応えている
「 本当に・・本当に・・・命があって良かった・・・ 」
生死の境をくぐり抜けて 剥き出しになった命の鼓動が
震えるように 伝わってくる
この人が 一年後も 何十年後も
「 あの時 生きていて良かった 」と 思える社会にしなければと思う
まだ これから幾つもの苦難が 待ち受けているとしても
***** 写真は サンシュユ *****