大きな屋敷の 人気のない奥座敷から
ザッザッと 箒で掃くような音が聞こえてきたり
トトト・・・ と 子供たちが かけまわっているような足音が
聞こえてくる
東北地方で 昔から語り継がれる 「 座敷わらし 」のお話です
「 座敷わらし 」が住みついた家は 栄えるという 言い伝え・・・
お話は こんな風に始まります
黄昏時 遠野(とおの)の町に近い川べりを 一人の男が歩いていると
女の子が二人 石に腰をかけ休んでいた
不思議に思い 声をかけると・・・
透きとおるような声で
「 長者さまの屋敷を出てきた 」 という
まもなく その家のものはみな 毒キノコにあたり 死に絶えてしまった
そう
「 座敷わらし 」が 出ていく時が
終わりで 始まりなのです
子供の頃に残った 強烈なイメージ
前に撮った写真を見ながら そんなお話を思い出しました
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賛同される方は よろしくお願いいたします
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