山形の上山(かみのやま)にある 武家屋敷
その庭にあった 蹲踞(つくばい)です
手を清めるための 「 手水鉢(ちょうずばち) 」と
水がこぼれる 手水鉢の一段下に小石が敷き詰められた「 水門 」
その小石の下には 「 水琴窟(すいきんくつ) 」が 設けられていました
水琴窟の音を聴こうと
這いつくばって 必死に耳を澄ませました
これこそ
「 つくばう (しゃがむ) 」→「 つくばい 」 だね!
でも 正確にいうと
「 はいつくばい 」 になるのかも・・・?
竹筒から 手水鉢に落ちる水音が 邪魔をして
集中力を保っていないと 聴き逃してしまいます
シィ~ ・ ・ ・ ・ ・
コ ン ・ ・ ・ ・ ・
カ ン ・ ・ ・ ・ ・
どこか深いところから響いてくる 硬質な音です