眠りの浅瀬を 行ったり来たり
目覚めかけた 頭の中に 鳥のさえずりが聴こえてきます
少し前までは それが ウグイスでした
惚れ惚れするような 麗しい声で
ホーホケキョ
うつら うつら しながら
ああ もっと もっと このままでいたいと思ったものです
ウグイスの 朗々としたアリアに
遠く重なるように ホトトギスの声が聴こえるようになったのが
5月中旬以降
テッペンカケタカ とも
トウキョウトッキョキョカキョク とも聴こえます
ホトトギスの鳴く声を聴くと 茶摘みの歌を思い出すのは なぜ?
「 摘めよ 摘め 摘め 摘まねばならぬ 摘まにや 日本の茶にならぬ 」
というフレーズが 頭の中で繰り返され
こりゃ 寝てちゃいかんと ゴソゴソ起き出すのです
ここしばらく 響き渡るのが オナガの声
尾の長い 優美な姿には似ない
けたたましい声
ギューイ ギューイ ギギギ
ウチの屋根にとまって 鳴いたことがありました
こうなると・・・ 田舎に泊まったら
朝6時に 村の有線のスピーカーが「 おはようございます 」と がなり始めたようなものです
ガバッと 飛び起きます
*** 前に撮った 写真です ***