口をもて霧吹くよりもこまかなる 雨に薊の花はぬれけり 長塚 節
思い出したように降りはじめる 雨の一日です
長雨で しばらく 外に出て写真を撮ることをしませんでしたが
その間に どうでしょう!
「 アザミ独立国 」が 誕生していました
雨に濡れて傷むような ヤワな花ではありません
「 そう簡単に近寄られて 堪るもんですか・・・ 」
「 でも 来るものは 拒まず・・・ 」
そう言っているような 気がします
見た目の刺々しさにもかかわらず
アザミの花には たくさんのお客さまが訪れます
ハナムグリ キリギリスの仲間 チョウ ハナアブ ハチ etc.
虫たちは アザミが 花粉や蜜を たっぷり振る舞ってくれることを知っているからですね
キク科 アザミ属