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写楽・・話楽・・・な日々

サンマの一生

2016-10-31 21:53:23 | その他

*** 昨日の記事「 千葉産のサンマで塩焼き 」に続きます ***


「 じぃ・・ サンマは  千葉に限るわねぇ! 」 

「 さようでございますなぁ 奥方さま 」 

こんな会話をかわしながら ふと 思いました 

サンマって どんな人生・・ いや 魚生を送るのだろうか??? 

調べてみました  

 

サンマの一生は まだ謎に満ちています 

でも 寿命は2年 

主な産卵期は3月~6月ですが それ以外の時期も産卵します  

産卵場所は 鹿児島沖から北海道東沖まで 広範囲にわたっています  

黒潮の勢力の強くなる春には 稚魚は北へと運ばれ 

4月には 親潮と黒潮の交わる場所に 

夏には 北海道 千島沖まで 北上 

8月には 今度は逆に 南に向かって動き始め 

9~10月は 東北沖 

それから いくつかのルートに分かれ さらに南へと向かいます 

その魚群の一つは 房州のごく沿岸を通ります  

江戸時代には 房州で獲れるまだ産卵前のこのサンマは 名産品とされてきました 

今では流通が発達して 誰もが北海道で獲れた活きの良いサンマを 安価で手に入れることが出来ますが  

その前は 東京の人々にとっては 10月中下旬に千葉で獲れたサンマが初ものだったのです 


殿さまが絶賛された「 目黒のサンマ 」も  やっぱり「千葉産」だったのね 

 

コメント (12)
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