目が覚めるような色彩
昔 どこかで聴いたような お話なのですが・・・
繰り返される 心地よいリズムに 身を任せていると
目の前が ぱあっと開けるような結末に 拍手です
1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし
デミ 作 さくま ゆみこ 訳
光村教育図書
昔 インドのある地方に 1人の王さまがいました
王様は 自分だけが 賢くて正しいと思っていました
人々が 汗水たらして作ったお米も ほとんどは王さまに差し出さなくてはなりません
「 米がとれない年のために わしが預かっておくのだ 」
そう 王さまは言いました
豊作がつづき 王さまの米蔵は いっぱいになりました
ところが 飢饉がやって来た時 王さまは 飢えに苦しんでいる人たちに それを分け与えようとはしません
それどころか 自分たちの宴を開こうしました
その為に 1頭の象が米蔵から宮殿に米を運ぶことになりました
象の運ぶ荷から 米がこぼれ落ちているのに気づいた 村娘のラーニは その米をスカートにすくい受け 宮殿に届け出ました
その話を聞いた王さまは 感心して ラーニに褒美を取らせることにしました
賢いラーニは 王さまに こう言いました
「 1つぶのお米をくださいませ 」
王さまは たった1つぶのお米では 自分のメンツにかかわると思い ラーニに更なる褒美を勧めます
「 それならば 王さま こうしては如何でしょう?
今日は 1粒 明日は 2粒 明後日は 4粒 そして 30日の間 前の日の倍の数のお米をいただくというのは・・ 」
王さまは そんなことならばと 快諾しました
最初は 1粒で始まった お米でしたが
12日目には 2028粒 両手で2回掬った位の分量になりました
王さまは 思いました
「 あの娘は あまり 頭が良くないようだな 」
ところが 27日目には ↓
さあ 30日目には どうなるでしょう ???
小学1年の マメ子(孫1)は かけ算は分かりませんが 興味津々でした
返す日にちが迫り 図書館に返してしまったのですが もう一度 借りてゴン太(孫2)にも見せたいと思います
先日、ミミズシリーズ借りて読みましたよ♫♫♫
絵本って面白いです。
子供の頃、もっと読んでおけばよかった!
孫をダシにして、私の興味を満足させています。