川辺は 朝早くから 賑わっています
コサギ アオサギ カワウ カワセミ・・・
毎年 ちょうど今頃は
コサギが 群れをつくる時期なのでしょう
遊んでいるのか 牽制し合っているのか
白い羽を広げた 優美な姿が
舞い踊るようにみえます
もう少し明るくなった時間に もう一度 撮ってみたい
コダチダリアは 別名 皇帝ダリアとも いわれます
名前は どうであっても
この花は 女王さま ですよね~
晩秋から 初冬にかけての 澄みわたった空に咲く
情熱を秘めた クィーン
あっという間に 人々の心を掴み
あちらでも こちらでも よく見かけるようになりました
気難しくはなく 何処でも育つのですが
一つだけ 苦手があります
それはね・・・
「 風 」
ギリシャの神々が 人間たちの生活と
深く結びついていた頃の お話です
ある町に アラクネという
それはそれは 機織りの上手な少女がおりました
アラクネの天才的な技能から 生みだされた織り物は
譬えようもないほど 素晴らしいものでした
慢心したアラクネは 女神アテネと 機織りの腕を競う事になります
アラクネは 神々のスキャンダルをテーマに
次々と 今まで見た事もないほど 美しい作品を仕上げていきました
その織り物を見た人々は 思いました
「 女神アテナも アラクネには敵うまい 」
アテナは 錘(つむ)を手に 夕暮れの丘に立ちました
バラ色に染まる雲 紫色から藍色に染まる空から 糸をつむぎます
やがて 空にかかる月の光から 金色の糸を
流れ星から 銀色の糸を つむぎました
こうして 織り上げた織物は
神々がこの世界を創り上げた話が 描かれておりました
まるで 生きているかのような神々の姿や
不思議な光を帯びた 織物を前に
アラクネは自分の敗北を知り 自ら命を断ちます
女神アテネは 少女を哀れに思い 蜘蛛に姿を変え
もう一度 命を与えました
こうして 蜘蛛になったアラクネは
今でも 素晴らしい腕で
糸を紡ぎ 織り続けているのです
***** 一年前に撮った写真です *****
「 里山を守る会 」の 活動日です
コスモスを刈り 花壇を造り 春への準備など・・・
かなり ハードよ~
枯れ草を燃やし 灰をつくるついでに
焼き芋も・・・
ホクホクの 焼き芋をほお張りながら
折れた木の先で 羽を休めている鳥に 目が留まった
> 何だろう・・・?
もしかして オオジュリンか・・ シベリアジュリンでしょうか~?
鑑定のほど 宜しくお願い致します
******
皆さまのお陰で カシラダカだと 分かりました
有難うございました
ドキリ
畑の道に 佇んでいるのは 誰?
コサギ(小鷺)ね・・・
コサギなら 出逢うのは ちっとも 珍しいことではないのに
何か 白い着物を着た女の人の 後姿のように見えた
昔話ならば ここで 白鷺を連れて帰ることになるのかしら?
おっ!
歩き出した サギの足下を 見れば・・・
コサギではなく チュウサギ だったのです
きっと
大きめの 後姿が 人のように見えたのネ
***** コサギの足は黄色 チュウサギは黒色 *****
冷え込みますね~
紅葉の色も ひときわ 鮮やかになりました
きれいな色の落葉を 拾い拾い 歩きます
そして
深まりゆく秋を 知らずにいる お年寄りたちに あげるの
それから
たくさんの お話を して
秋の歌を 一緒に 歌うの