最後に雨が降ったのは いつだったでしょう
多分 1ヶ月半くらい前の事?
夕方から降り始めた雨は 雪になるそうです
畑に行くと よく出逢う
ジョウビタキ(雄)
後ろから見ると 両羽に白い紋をつけているのが
可愛い~
渇ききった 枯野に
ポツン
小さな 小さな 白い花
「 帰り花 」って
寂し過ぎる
帰ったけれど
ひとりぼっち・・・
「 乱れ花 」って
哀し過ぎる
目覚めるのが
ただ 早すぎただけなのに・・・
雪だったのか 花だったのか
朧げな 記憶
ユキヤナギの花
小学生とすれ違う
「 おはようございます 」
「 行っていらっしゃい 」
中学生の一団に 追いつき
お喋りの中を 抜け
追い越していく
「 あっ・・ ワンちゃん! 」
バスを待つ 幼稚園児が 手を振り
お母さんにおぶわれた 赤ちゃんが
「 あー あー 」と 指をさす
モモコの耳が 得意そうに
ピンと 立つ
*** 以前撮った 写真です ***
春のファースト・キスは 鼻に ?
今日 自転車に乗ったら 鼻の奥がツンとしました
ムズムズ・・ クシャン・・・ 鼻水 ツー
姿は見えないけど もう何処かに 春は潜んでるんだね
嬉しいけど
花粉症の身には ちょっと 哀しいような
冬のコートを脱いで もう春の装いの
ネコヤナギの芽
でも 寝ぐせが ついたまま・・・
タンポポの綿毛? が
あっちにも こっちにも
このところ 眠くて 眠くて・・・
夜は ぐっすり 寝てるのに
電車のなかでも 正体なく 眠っていることが・・・
冬眠
うつら・・ うつら・・・
夢の小舟は 冬の海を 漂います
*** 西伊豆の海で ***
冬の嵐の 咆哮が
山を越え 遠い空から 吹き下りてくる
凍るような 白い冬の息が
アイスブルーの空に 拡がり散る
息を止めて
この痺れるような寒さに 潜ったら
きっと 生まれ変わるだろう
新しい生命に
朝の散歩の途中
川の上を 真っ直ぐに飛んでいく 鳥影
「 あれは・・ きっと・・・ 」
思った通り カワセミでした
川の中の 杭の上に留まり
ひすい色の背を こちらに向けて
ジッと 水の中を覗き込んでいる
「 水辺の小人 」のような その姿に 微笑んでしまう
今日は 何かいい事ありそう~
*** 写真は 数日前 近くの自然公園で撮ったものです ***
窓ガラス越しの 日溜まりの中で
ホッと 息をつく
読みかけていた本でも 開きましょうか・・・
暮れから お正月の慌ただしさが 落ち着いて
緩やかに 時間が流れていく
冬の日
*** 西伊豆 松崎町にある 伊豆文邸にて ***
「 この鳥 何ていう鳥? 」
名前を知りたい・・・と 最初に思った鳥は ハクセキレイかな~
長い尾を タクトのように振りながら
私の前を 小走りに走っていく
「 行ってしまうの? 」 と思うと
ふと 立ち止まり
私が近づくのを待って 思わせぶりに また 尾を上下に ヒョコヒョコ・・・
おせっかいなんだか 落ち着きがないのか
あっちを見たり こっちを覗き込んだり
「 あっ・・ 何処かに こんな人 居たわ~! 」
と 思い起こさせる
ハクセキレイ