七夕の日に降る雨を
洒涙雨(さいるいう)とか 七夕雨と いうそうです
その雨は 牽牛と 織女が 流す涙・・・
やっと出逢ったものの また別れなければならない 哀しみに?
それとも
逢うことが叶わなかった 悲しみに?
どうも 今年の場合は 後者かな・・・
ここ 横浜では 雨が降り
一挙に秋になったみたいに 肌寒くなりました
今 セーターを 羽織ったところ
清々しい 樹木の 青い香り
山や 公園や ビルの植栽の アワブキの木が
今 白い花を咲かせています
ほの暗い 尼僧院の礼拝堂を 包む
柔らかな光
そこに捧げられた ローソクのように・・・
やがて オレンジ色の炎が 灯り
梅雨が明けるのでしょうね
不思議なメガネが 落ちていた
ピカピカ光る 空色メガネ
かけてみたら・・・
びっくり
ぐる~り 360度が見える
おお! 見える・・ 見える・・・
何もかもが よく見える~
さっきから 行きつ戻りつ飛ぶ トンボの子
私の頭の上で ぴたりと止まり
「 あっ!! あった~
それ 僕ンだよ! 」
泣きべそかいてた トンボの子
返してあげた メガネをかけて
元気になって
スーイ スイ
青いお空を
スーイ スイ
*** 一年前の写真です ***
葉の半分がお化粧をしたように 真っ白 !
半夏(ハンゲ)とも呼ばれる 烏柄杓(カラスビシャク)が
今 目を惹きますね
昔の暦では この半夏が生える季節を 「 半夏生 」といい
今日から5日間が それに当たります
その頃までに 田植えを済ませた農家では
田の神を祭ったり 稲作の豊凶を占ったりしたとか・・・
また 再び 梅雨空に逆戻り