ジャーマンアイリスも 色が変わると
イメージが こんなに違うのですね
紫色の花は 「誇り」でしたっけ・・・?
この透きとおるようなサーモンピンクは
温か味のある 「嫋やか(たおやか)」という言葉が
ぴったりだと 思いませんか?
朝は 風ひとつなかったのに
日が高くなるにつれ
何処からともなく 風が湧き起こります
風は 縦横無尽に 野山を駆け巡り
木々を 揺さぶり
緑の大波を 起こします
野の草は 緑のさざなみ
風になびき
足下に打ち寄せ
花しぶきを あげます
*** 以前 撮った写真です ***
この花畑 (上の写真) の奥が 私の畑です
ちょうど ジャガイモの花が咲き始めました(下の写真)
夏野菜の苗も 植え終え
収穫するのは サヤエンドウと 春菊と サラダ菜くらいですね
カモミール (一枚目の写真手前の花) の生茶も いい香り~
気持ちの良い 五月晴れです
一年間 米づくりを教えていただくことになりました
今日は 田植えの前の準備
先ずは 畦塗りから・・・
田に入ると 陽に温められた泥が気持ちいい~
でも 泥に足を取られて 危うく尻餅をつきそうになりました
田の水漏れをなくすために 畦に泥を塗る畦塗り (1枚目)
次に 代かき (2枚目)
トンボで 土を練り 元肥を均等に混ぜ 田面を平らにすること
そして 人力式まんが(馬鍬)で さらに 凹凸をならす (3枚目)
この辺りまでは 遊んでるようなものです~
その後 別の田んぼの田起こしをしました
つまり 田んぼを耕すこと
これは かなりハードです!
お百姓さんの苦労が よく分かりました
また 田植えの時の様子を お見せしますネ
妖精たちが 三々五々と集まってきました
南の島生まれの ランちゃんの頭は カラフルなリボンやヘアピンで盛り上がっています
早くから席についている マルと ローレライが挨拶を交わしています
「 久し振りね~! 」
「 ほんとね!どうしてた? 」
( あれっ? さっき同じテーブルで食事してたのに・・・ )
離れたところから ニコニコと手を振っているのは バオさん
いつも 一人離れて・・ でも 楽しそうにしてるの
ルムネ君は 隣の椅子でぐっすり眠っています
本当に 眠っているのかな~?
きっと 夢の中で みんなと一緒に笑ったり 歌ったりしているんだね
こうして集まった妖精たちと一緒に
さあ 今日は 何の歌を歌おうか?
じゃあ 「 通りゃんせ 」からね!
いつも 途中で帰りたくなる ノブリンも
ちょっと哀しげなお顔だけど 「東京音頭」や「故郷」を一緒に歌ったね
そして 魔法使いのオペラ歌手がホーキに乗って現れて・・・
これはスゴイ!
イタリー語で 「サンタルチア」とか 「オーソレミオ」とか歌ってくれました
そうしたら 妖精の一人 リトルベアが一緒に歌いだしたの!
みんなビックリ! 大拍手
いっぱい歌を歌って むかしむかし・・のお話も 一生懸命聴いてくれて
とうとう さようならの時がきました
ひとりひとりと手を握る
いつまでも握ったまま 離さない妖精もいる
また 今度・・・ きっと
「 自分が書いた『鬼物語』なの 」
という 友人のひとことが 私の記憶にある 何かを呼び覚ました
何だったけ・・・
私の心に 強烈に残った話・・・
でも それをどう扱っていいのか分からず メモしておいた話・・・
そうだ
思ってもみなかったけれど
それは 語ってくれた人が 『 鬼 』から 『 仏 』に変わった話だったのかもしれないと 思い至った
数年前に出逢い たった数時間一緒に居ただけなのに
なぜか 赤裸々に自分の半生を語ってくれた人
強烈な印象を残し すれ違って行った人
二度と逢うことはないだろう
なぜ いつまでも この時のことが心に残っているのだろうと 自分でも訝しく思っていた
その疑問が やっと氷解した気がした
人間ならば 誰の中にもある 『 鬼 』と 『 仏 』が 語られていたからこそ
私の共感を呼ぶのだ
語った人は 私の分身なのだと思った
今なら この話を基に 『 鬼物語 』を書き 語れるかもしれないと思った
絶え間ない風と 強い日差し
ちょうど夏野菜の苗を植える頃の 畑の状況です
この厳しい環境のなか 成長していく草花のパワーには
圧倒されます
花畑のジャーマンアイリスも こんなに大きな花をつけました
全然 世話してないのにネ
モモコが亡くなって ちょうど3ヶ月たちました
あの日は 寒いみぞれ混じりの雨
それから 日が過ぎて
今日は 夏を思わせる日差しと 南風が吹き荒びます
この写真フレームは 犬友の奥さんが木彫りをして作って下さったもの
その横に ナニワイバラを飾りました
3ヶ月経って
やっと モモコは 夢に出てくるようになりました