切れ味のいい刃物のような 凍りつく風です
吹きさらしの橋の上は 顔が痛いほど・・
それなのに 降り注ぐのは 春の光
水面に散り落ちた光の粒が 眩しくて・・・
冬と 春との 張りつめた力が 膠着した一瞬
切れ味のいい刃物のような 凍りつく風です
吹きさらしの橋の上は 顔が痛いほど・・
それなのに 降り注ぐのは 春の光
水面に散り落ちた光の粒が 眩しくて・・・
冬と 春との 張りつめた力が 膠着した一瞬
力が抜けていく
自分の内から湧き上がるものを表現する
言葉だったり
歌だったり
身体の動きだったり
それが その場にいる人と共有できるのが 楽しいの
*** ずっと前に撮った アオギリの木です ***
まるで 赤ちゃんのような ぷっくり 小さな蕾
クロッカスの花です
ある日 一つの花を見つけると
次の時には
まるで 「 私も! 」 「 私も! 」と 言っているみたい
あっちの土の中からも こっちの土の中からも 顔を出してます
気難し屋さんが いたり
威張りん坊が いたり
寂しがりが いたり
でも ホントは みんな 賑やかなのが だ~いすき
独りぼっちは 似合わない
クロッカスの子たち
冷たい北風が 我がもの顏に 爆走していく
と 思えば
気まぐれな南風が 微笑みながら ウィンクして行く
そんな 風の辻に
少女がひとり 立っていました
セーラー服も 初々しく・・
「 お名前は? 」
「 菜花 」
春と冬とを 行ったり来たり・・・
薄着になったり 厚着になったり 忙しい
春に 振り子が振れると
途端に クシャミや 目のかゆみが始まるし
冬に 振り子が戻ると
花粉症の症状はぴたりと収まります
春も・・ だし・・・
冬も・・ なあ~
亡くなった母がお世話になった老人ホームを訪れました
自分の感情が どう動くのか・・・
まだ 行くことに 躊躇いがありました
でも 持って行くお花を用意しているうちに 気持ちが固まってきました
スタッフの人たちも お年寄りたちも そこに居た家族の方たちも すごく喜んでくれて
いつもより たくさんの人たちが集まって来て 歌を歌いはじめました
み~んな にこにこ いい笑顔
明るい歌声
温かく 柔らかな雰囲気に 私の方が癒されました
「 ありがとう 」
「 また 来るね! 」
一人一人と 握手・・・
「 お母さんによろしく伝えてね 」
「 ありがとう! かならず伝えます
母は病院から家に帰ってきて いま自宅で介護をしています 」
椿が好きという方のテーブルに
一輪の花を