「 この前 体重を測ったら マメ子は 14.3kgあったの 」と マメ母
「 そう・・ もう 抱っこ出来ないわね~ 」と 私
夏休みになって 幼稚園の預かり保育に通っていたマメ子(孫)だが
ここ数日 近くのキッズ・サマースクールに通うことになった
その送り迎えと家事手伝いなどの為に 私が娘の家に泊まることになった
近くといっても 小さな子の足で歩くと20分位はかかる
前の晩のことだ
マメ子が高い所のものを取ると言って「 ばーば 抱っこ! 」と せがむ
その時は なんとか抱き上げられた
翌朝 マメ子と歩き始め 急坂にかかると
「 ばーば 抱っこして! 」と マメ子
「 そんなことしたら ばーばは死んじゃう 」と 私は拒否!
9時前でも 猛烈な暑さ
日陰を拾いながら 私の日傘の陰にマメ子が入るようにして 目的地までゆっくり歩き続ける
いろいろなものを見つけたりして お喋りしながら・・・
やっと送り届け ホッとして 気づいた
前の晩の「抱っこ」は マメ子の私に対するテストだったのだと
それに 歩いている途中 度々 マメ子は私に「この道 本当に合ってる? 違うんじゃない?」と 訊いていた
「 大丈夫 ママから ちゃんと聞いてるから 」と 私
マメ子は 小さいなりに たくさんの事を心配しているのだ
なるほどね~
翌日は 電動アシスト自転車で マメ子の送り迎え
車を運転していると よく3人位の子どもを乗せて走っているお母さんを見かける アレだ
帰りは 後ろの座席で眠ってしまったマメ子を片手で抱き上げて降ろし 家に運んだ
「 抱っこできない 」どころではない
子どもを預かれば 様々な試練にぶつかる
ただただ 無我の境地・・・
体力だけは維持しないと やっていけない