ラッキーなことに、昨年の歳末の福引抽選で、≪御在所岳となばなの里をめぐる1日バスツアー≫の招待券が当たった!
と言っても、当たったのは、私ではない。
私の、(私とは真逆で)くじ運の強~い友だちのKさんが、みごと引き当てられたのだ!
そして有難いことに、ペアーご招待の片割れに、わたくしメを誘ってくださった、というわけなのだ。
なばなの里は、以前からテレビで見ていて、ぜひ一度行ってみたいと思っていただけに、二つ返事でOK!
ツアーの日を楽しみに待っていました。
今週の月曜日、16日が、いよいよバスツアーの日!
関インターチェンジで、牛しゃぶとちらし寿司の昼食をいただいて(無論これもご招待の中に含まれている)、バスはまず、御在所岳へ。
御在所岳の麓の湯の山温泉でバスを降り、そこからはロープウェイに乗り換えて、御在所岳の山上公園駅へ向かいました。
ロープウェイは、全長2キロあまり、高低差780メートル。
上っていくにつれて、私が長らく目にしていなかった“雪景色”が眼前に広がってきました!
私は、真っ白な雪が積もった風景を、久しぶりに自分の目で見て、大袈裟ではなく、心が躍るのを覚えました。
雪景色は、テレビなどで度々見てはいるのですが、映像で見るのと実際に自分の目で見るのとは、ほんとに大違いです!
山上公園駅でロープウェイを降りた後は自由行動だったので、私たち2人はさらにリフトに乗って、御在所岳頂上へと向かいました。
これ又久しぶりのリフトは、初めはおっかなビックリだったけれど、その内に、自分の体がすっぽり雪に包まれているような感じがして、とっても心地よ
くなってきました。
御在所岳頂上はかなりの積雪で、歩くとスポンスポンと膝位まで埋まったりしましたが、それも又楽し!でした。
御在所岳の雪を思いっきり楽しんだ後、バスは、今回のツアーのもう一つの目玉である“なばなの里”に、向かいます。
なばなの里では、まず“ベゴニアガーデン”(ベゴニア以外の花も数多くあった)を見学。
ベゴニアガーデンもそれは綺麗で、もちろん写真を撮りたかったのですが、私のミスでカメラの電池が切れそうだったので、イルミネーション撮影に備
えて、涙をのんであきらめました。
午後5時半、イルミネーション点灯!
まずは、200メートルもある“光のトンネル(回廊)”の中を、金色の光に包まれて進みます。
光の回廊を通りすぎると、今年のイルミネーションのメインテーマ≪日本の四季≫の会場に出ました。
この≪日本の四季≫は、東日本大震災からの復興を願って、東北の象徴である、あの“一本桜”をイメージした樹を中心に据えて、日本の美しい四
季の変化を表現しようとしたものでした。
そして、その意図はみごとに実現されて、それはそれは壮大な、美しいイルミネーションの世界が繰り広げられたのです!
光が変化する度に、観客からはため息まじりの歓声が上がり、私のすぐ後ろにいたカップルの男性が、しきりに「これ、ヤバくねえ!」を連発していまし
た。
そして私としては、この美しいイルミネーションを、何とかその美しさのままに撮りたかったのですが……ここで、又々大きなミス、発覚!(涙)
何遍撮っても上手くいかないので変だなあと思いつつ、撮影を続けていて…ふと気が付いた!
カメラのフラッシュをOFFにしたつもりが、なぜか赤目防止に設定してしまっていたのだ。
情けない!!!
という訳で、これから載せる写真は、実際のイルミネーションの美しさからは、ずいぶんかけ離れたものになってしまいました。(涙)
≪春≫
≪夏≫
≪秋≫
≪冬≫
~最後に虹が架かる~
≪日本の四季≫の会場を、「宝石箱」と名付けられた光のトンネルをくぐって、池のある広場に出ると、そこには又別の光の世界が広がっていまし
た。
←宝石箱と名付けられたイルミネーション
御在所岳の雪と、なばなの里のイルミネーション‥‥私の中に、又新しい宝物が増えました。
そして今回のバスツアーは、私に、新しい世界に触れる事の楽しさと素晴らしさを、教えてくれたような気がします。
ここ数年私は、手近な所で楽しみを見つけることを「良し!」としてきましたが、今回のツアーで、たまには、知らない世界に足を踏み入れる事も大切
だと思うようになりました。
もちろん、「年寄りの冷や水」にはならない程度で、
経済的に許される範囲を守って、ではありますが‥。