友人Oさんが、「コンサートの招待券が2枚あるから行かない?」と誘ってくださった。
最近ちょっとナマの音から遠ざかっている私は、二つ返事で行かせてもらうことにした。
コンサートは、≪オーケストラともだち演奏会≫と銘打った小さなコンサート。
大阪・狭山市の『SAYAKAホール』(写真・右下が、ホールの玄関)の小ホールで行われた。
狭山市には以前行ったことがあるけれど、『SAYAKAホール』は初めて。
ホールの入り口付近に置かれたオブジェのてっぺんの球体が、周りの景色をハッキリ映しているのが、なかなか面白かった。
コンサートが行われる小ホールは、こじんまりしたものだったが、なかなか落ち着いた雰囲気だった。
コンサートでは、“ヴィヴァルディ”・“ベートーヴェン”・“バッハ”・“ハイドン”の曲が、それぞれ1曲ずつ演奏された。
その中で、私が一番心惹かれたのは、“ハイドン”の『交響曲 第44番』だった。
私は今までに、“ハイドン”の曲はあまり聴いたことがなかった。
でも、この『交響曲 第44番』は、心を穏やかにさせてくれる、とても美しい曲だった。
オーケストラも、小規模ながら、とても清らかな響きを奏でてくださった。
私は、美しい音に包まれて、静かで満たされた時間を過ごすことができた。
『オーケストラともだち』の皆さん、そして、コンサートに誘ってくださったOさん、本当にありがとうございました♪
帰り際、振り向いて玄関前のオブジェの球体を見上げると、球体に移った景色がやっぱり面白く感じられて、またシャッターを押してしまった。
※ 今朝、ベランダから見た、ちょっと変わった空(雲)。