のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

兵庫県立美術館の≪パウル・クレー展≫

2015-10-26 15:37:51 | 日記

 中学時代からの友人・Aさんが、クレー展の招待券が手に入ったので、一緒に行こうと誘ってくださった。

 そこで、昨日2人で兵庫県立美術館に出掛けた。

 兵庫県立美術館の最寄駅は、阪神岩屋駅。

 お昼前に岩屋駅に着いた私たちは、先に食事することにして、私が(この美術館に行く時に)よく行くイタリアンレストランで、ランチ

することにした。

 イタリアレストランは“BBプラザ”というビルの4階にある。

 そして、その階には、同じ系列のもっとリッチなフレンチレストランもあって、4階のフロアー全体が優雅な雰囲気を醸し出している。

 昨日は、中庭に面したところに、シャレた感じで花が活けてあったので、カメラに収めておいた。

                 

 

 

 

 私たちが入ったイタリアレストランのランチメニューもなかなか美味しかったが、Aさんとのお喋りが忙しく、写真は撮らなかった。

 (それに、ここの料理は、以前このブログにも載せたような気がする…。)

 ただ最後に出たデザートは、入れ物がユニークで綺麗だったので、撮っておいた。

                     

 

 

 

 食事を済ませた私たちは、県立美術館に向かった。

 県立美術館の上には、マスコットキャラクターのカエルさんが乗っかっている。

 そのカエルさんのことは、今までにも写真を撮ったことがあって、よく観察しているはずだ。

 でもその時はただじっと止まっているだけだった(ような気がする)。

 けれど昨日は、そのカエルさんが動いているのだ!(立ち上がったり、口を開けたり閉めしたり‥)

 私はビックリして、カメラを向けた。

 が、立ち上がっているところは上手く撮れなかった。それに逆光でカエルさんもボンヤリしている‥。

                

 

 

 

 

 クレー展の会場に入る。

 パウル・クレーの絵は大好きで、私は今までに、何度かクレーの展覧会を観てきた。

 今回の展覧会には、≪パウル・クレー だれにもないしょ。≫という、素敵な題名が付けられていた。

                 

 

 

 「だれにもないしょ。」という題名が付けられているだけあって、今回のクレー展は、観る人をとても優しい気持ちにさせてくれる、楽し

いものだった。

 もちろん私自身はクレー氏が意図しておられることの半分も理解できていないと思うが、絵にしても書にしても音楽にしても、私は自

分が心地良く感じられればそれでいいと思っている。

 そういう意味では、今回の展覧会は、とっても楽しく心和むものだった。

 私は今までに、クレー氏の絵を、かなり観てきたと思っていた。

 しかし、今回の展覧会に出されている絵のほとんどが、今まで観たことのない絵だった。

 そしてそのほとんどが、私の心をホッコリさせてくれるものだった。

 私はそれらの絵の絵葉書を買いたかったが、残念ながら、絵葉書になっていなかったり、なっていても実物より色が悪かったりで、結

局買わなかった。

 そこで、詩人の谷川俊太郎さんの絵本を買って帰った。

                   

 

 

 

 その中から、何点かの絵を次に載せておきます。

         

                     「壁画」                              「噛みついているぞ」

 

 

 

                  

                             「オリエンタルな悦楽の園」

 

 

 

                

 

 

 

                

          「欄外に(アド・マルギネム)」                      「小さな樅の木の絵」

 

 

 

                   

                                「黄色い鳥のいる風景」

 

 

 

 帰り際、美術館の玄関の壁に絡まっている蔦が、一部赤く色づいているのを見て、写真に撮った。