ソラードを降りた辺りには、「ラクウショウ」(スギ科)という木が多かった。
ラクウショウは、枝を真横に伸ばし、根元からは大きな瘤みたいな呼吸根を出すのが、特徴らしい。
その黄褐色の葉は、木によってはすでに大分落葉しているものもあった。
ススキの向こうのラクウショウ
その辺りには、小さな水の流れがあり、私はそこで今年初めてツワブキの花を見た。
幅の狭い川の向こう側に、アオサギがじっと立ったまま微動だにしなかった。
私たちはお弁当を食べる場所を、日本庭園を過ぎた所にある蓮池辺りにしようと(そこは人が少ない)決め、そちらの方
向に向かって歩いて行った。
その途中で見た、紅葉と空の情景。
(バラ園や日本庭園の近くにある)国立民族博物館の辺りまでやって来た。
民族博物館の前の、紅葉と柳 (手前は人工池)
バラ園の入り口付近で白い花が青空に映えていた。
バラ園から日本庭園の方を見ると、オレンジ色の紅葉が綺麗だった。
近づいてみると、その木の下に、「アメリカハナノキ」という名札が挿してあった。
遠くで見たのと色が違うような気もするけれど…。
日本庭園前に到着した。
日本庭園の木々も、以前より大分紅葉しているようだった。
日本庭園を通り過ぎ、お弁当を食べる場所に向かって、歩いて行く。
歩きながら、目に入る紅葉にカメラを向けた。
ハス池の近くに、テーブルと椅子が設けてあるスペースがあった。
予想どおり、ここまではほとんど人が来ていなかった。
私たちは、下の写真の紅葉を眺めながら、青空の下でお弁当を食べた。