いつもの年だったら、元日か少なくとも三が日の内には中津公園に行っているのに、今年のお正月はとても寒く、外に出る
気にならなかった。
その寒さはその後も続き、昨日からやっと暖かくなってきた。
その暖かさは今日も続き、私はやっと中津公園に行ってみる気になった。
公園の前のマンションの1階の塀の上で、ナンテンの実が、折からの日の光で光っていた。
同じくその1階の庭に植えられている柿の木は、その実を鳥たちにすっかり食べられていた。
公園に入ると、入り口付近の葉っぱを落とした木々で、小鳥たちの鳴き声がにぎやかだった。
多分ヒヨドリと雀だと思うけど、カメラを向けると鳥たちはパッと飛び立ち、なかなかカメラに収まらなかった。
多分ヒヨドリが数羽?
雀がアチコチに止まっている。
その後公園を花壇の方に向かったけれど、冬の花壇にはほとんど色彩が無い。
そんな中でも健気に咲いている花を見ると、何だか愛おしくてカメラに収める。
ふと花壇から顔を上げると、公園傍の電線に、今度は鳩が並んで止まっていた。
空を飛んでいる鳩を撮ろうとしたが…
公園の梅がそろそろ蕾を膨らませているのでは、と期待したが、蕾はまだ固かった。
桜はもう枝の先端に、小さい蕾を付けていた。
梅の、まだ固い蕾
桜の蕾
ケヤキ並木の中にあるドウダンツツジが、赤い葉をわずかに残していた。
(木の名まえがよく分からないけれど)まだ散り残っている葉っぱに日が当たり、枯れ葉なのになかなか綺麗だった。
ケヤキ並木の端っこに、ジュウガツザクラの木があるのを思い出して、行ってみた。
ここのジュウガツザクラの木は前から大分弱っていたので、花が咲いているかどうか不安だったが、か弱く数も少ないけ
れど、何とか花は咲いていた。
ドウダンツツジの葉を羽子板の羽のよう!とたとえてくださって嬉しいです。ジュウガツザクラは名まえのとおり10月くらいから(春近くまで)咲きます。とにかく花が小さく、写真を撮るのに苦労します。でも花の無いこの時季に咲いてくれているのは嬉しいです。