のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

亡き人を想いながら彫られた…<五百羅漢> (10/15放映、正平さんの “こころ旅”)

2020-11-08 14:58:57 | 日記

これもずい分前のことで申し訳ないのですが、やっぱりアップさせてもらうことにしました。

火野正平さんの“にっぽん縦断こころ旅”は、番組が始まった頃からのファンですが、10月15日に放映された“こころ旅”は、

その中でも心に沁みるものの一つでした。

 

 



 

 

この日の“こころ旅”は、あの<奇跡の一本松>で全国に知られた陸前高田市の、津波後に造られた公園から出発だった。

         

    津波後もしばらくは踏ん張っていた一本松だが、次第に枯れ始めたため、種を採って、今はレプリカが立っている。

 

 

       

 

 

 

 

正平さんは、いつも出発点で、皆さんから寄せられたお手紙を読まれ、皆さんの「こころの風景」を訪れるべく、チャリオ君

に乗って出発される。

この日のお手紙は、東日本大震災で娘さんと愛犬を亡くされた方(村上澄江さん)からのものだった。

村上さんも、愛する人を失った多くの人々と同じく、深い悲しみ・悔しさ・心の傷を負われるが、それを少しずつ癒していっ

たのが、「普門寺」の住職の呼びかけで始められた、亡き人の供養のため、その面影を石に彫るという作業だったという。

        

 

 

      

 

 

 

 

村上さんは、津波で流され帰らぬ人(犬)となった愛娘と愛犬の姿を、一心に彫られる。

笑顔が素敵だった娘さんは、彼女がよくしていたピースのポーズで。 その横に愛犬も一緒に坐らせて。

そして、石と格闘して彫り続けていくうちに、悲しみと悔しさで一杯だった心が、次第に癒されていくのを感じられたという。

 

村上さんだけでなく、その他の多くの人々が同じような気持ちで彫られた亡き人の像が、今は「五百羅漢」となって、普門寺

の境内に置かれているのだそうだ。

村上さんの“こころの風景”は、その普門寺の五百羅漢で、彼女の願いは、できたらその五百羅漢の中から自分の彫った

娘さんと愛犬の像を見つけて、その前でお手紙を読んでほしいというものだった。

 

正平さんとチームこころ旅の面々は、普門寺に向かって自転車を走らせられる。

そしていよいよ、普門寺の五百羅漢が安置されている所に到着!

そこには、いろいろな表情(動き)をした、在りし日の方々の羅漢像が並んでいた。

この日は、生憎の強い雨。

カッパ姿の正平さんは、雨に打たれながら、五百羅漢に向かって静かに頭を下げられていた。

            

 

 

 

     

 

 

                         

 

 

 

 

 

その後正平さんたちは、沢山の羅漢像の中から、村上さんの彫られた「愛犬を伴った、ピースをした女の子」の像を探さ

れる。

だが、なかなか見つからない。

     

 

 

                        

 

 

 

 

しかし、みんなで探しているうちに、やっと見つかった!

    

           正平さんの指の先(写真の右端・中央)に、確かに…

 

 

        アップにすると、紛れもなく、ピースをした女の子とワンちゃんだ!

      

 

 

 

 

普門寺の五百羅漢の話は、私は以前、テレビ番組で見たことがあるように思う。

そのときは、ホントにいい話だなあ!と、感動したことを覚えている。

でも今回、上の「女の子とワンちゃん」の石像を見たとき、東日本大震災で命を落とされた人(動物も)と、遺された方の、

両方の哀しみ・無念さが、再び立ち上がってくるような気がした。

(彫られた像があどけなく無邪気であればある程、逆にそれが失われた哀しみが、より深く私の胸に迫ってきた。)

村上さん達が石像(羅漢)を掘ることで、悲しみや苦しみを少しずつでも癒されていかれたことは嬉しいことだが、だからと

言って私たちは、決して震災(津波)の悲劇を忘れてはならないと、強く思った。

 

正平さんは最後に、村上さんの愛娘と愛犬の像の前で、静かにお手紙を読まれた。

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 


≪日本庭園≫ 辺り

2020-11-06 18:14:54 | 日記

バラ園を出た後は、バラ園のすぐ近くにある≪日本庭園≫に入ってみることにした。

と言っても、日本庭園の中(かなりの広さがある)を散策する元気はすでに無く、庭園の入り口付近で、そこから見える風

景を眺めただけだけれど…。

       

             日本庭園の入り口付近の木が少し紅葉して、青空に映えていた。

 

 

 

     

 

 

      

              日本庭園の入り口を入ったところで、パッと目の前に広がる風景。

                (この丸っこい芝生の山を見ると、疲れた体も心も癒される。)

 

 

 

      

                       これも正面から見える、小さな日本庭園

 

 

 

 

 

(上にも書いたように)庭園内の散策をする元気は無かったので、私は一旦外に出た。

庭園の外にも大きな池がある。

何気なくその傍を歩いていると、意外にも、そこに沢山のカモが(鯉も)いた。

嬉しくなって、また同じような写真だけど、パチパチ撮ってしまった。

     

 

 

 

       

 

 

 

   

 

 

                         

 

 

   

 

 

                          

 

 

   

 

 

                         

 

 

    

 

 

                      

 

 

 

 

 

時間も経ってきたので、最後に、日が傾きかけた池のようすと、そこに浮かぶカモたちを再度撮って、帰途についた。

   

 

 

 

     

 

             

 

 

 

 

    

                   

 

 

 


「花の丘」から≪バラ園≫へ 

2020-11-05 10:39:35 | 日記

「花の丘」のコスモスたちをじっくり楽しんだ後、公園の係りの人から「まだ綺麗だ」と聞いていた≪バラ園≫の方に、足を運

ぶことにした。

「花の丘」を去るに当たって、もう一度 “ミゾソバ”の花を撮った。

その後、“プラタナスの通り”を通って、芝生の広場に出た。 芝生の広場の手前で、ススキが風になびいていた。

     

 

 

           

                    長く続く、プラタナスのの通り

 

 

      

 

 

 

 

 

そこからしばらく歩くと、青々と葉を繁らせた立派な木に出会った。

その木は葉だけでなく、下の幹が幾つにも分かれて、しっかり地に立っていて、力強い姿だった。

      

              

           何という樹だろう?松かなあ?(レンズで調べたがハッキリしなかった。)

 

 

 

 

 

バラ園に到着。

秋のバラは、春に比べて、花数は少ないけれど、花一つ一つがしっかりしていて、香りも強く華やかなのだそうだ。

    

 

 

                       

 

 

      

 

 

                          

 

 

     

 

 

                        

 

 

 

 

バラ園からは、堂々とした太陽の塔の後ろ姿が望めた。 

(太陽の塔は、その後ろ姿でも、「堂々と生きろよ!」と、私たちを応援してくれているように思う。)

                

 

 

      

 

 

 

 

 

 

                            

 

 

                       


万博の ≪秋桜・こすもす・コスモス≫ (3)

2020-11-04 12:40:50 | 日記

(前回・前々回で載せ残したコスモスの写真を、しつこいようですが載せさせていただきます。)

 

アップした赤と白のコスモスを、順光と逆光で撮ってみた。

       

 

 

 

       

 

 

 

         

 

 

 

       

 

 

 

 

 

(最後に、今までに載せ忘れた写真と、「花の丘」の丘の上の様子と、その上に広がる空を載せます。)

    

 

 

 

    

 

 

 

 

    

       「花の丘」の頂上部は芝生になっていて、そこでは人々がしばしの憩いをとっておられた。

 

 

 

     

               「花の丘」の上には、白雲を浮かべた青空が広がっていた。

 

  

 

 

 

       


万博公園の、≪ 秋桜・こすもす・コスモス ≫ (2)

2020-11-03 13:43:52 | 日記

白いコスモスの向こうに、今度は真紅のコスモスが現われた。

このコスモスは、「センセーション ダズラ」 と言うのだそうだ。

      

 

 

 

      

 

 

 

      

 

 

 

           

 

 

 

 

 

さらに進むと、今度は「キバナコスモス」が現われた。

キバナコスモスは、他のコスモスよりはずっと早くから咲く種類だけれど、ここのキバナコスモスは、咲く時期を調整して

いるとのことだった。

そしてここには、普通のキバナコスモスの他に、「レモンブライト」と名付けられた、キバナコスモスもあった。

     

 

 

 

     

 

 

 

            

 

 

 

    

 

 

 

           

 

 

 

    

              ピンクのコスモスの向こうに、ちょっとだけ「レモンブライト」が見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        


万博公園の、≪ 秋桜・こすもす・コスモス ≫ (1)

2020-11-02 11:44:34 | 日記

ミゾソバの花を楽しんだあと、私はいよいよ、「花の丘」の主要部分に、足を踏み入れた。

そこでは、様々な色のコスモスが、この日の強い日の光を受けて、その生命力を謳歌するかのように輝いていた。

 

まずは、<白いコスモス>から。

      

 

 

 

      

 

 

 

      

 

 

 

     

 

 

 

     

 

 

 

     

 

 

 

今年のコスモスは全体にとても美しかったが、とりわけ白いコスモスが、勢いもあり美しかった。

名札を見るとこの白いコスモスは、「センセーション ホワイト」という名まえの、純白の大きな花を付けるものだそうだ。

         

 

 

 

 

 

白いコスモスの横には、濃淡様々のピンクのコスモスが広がっていた。

     

 

 

 

     

 

 

 

     

 

 

 

    

 

 

 

    

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


一年ぶりの ≪万博公園≫ (10月20日)  

2020-11-01 16:38:33 | 日記

私がよく行く長居植物園は地下鉄一本で行けるが、≪万博公園≫は、地下鉄(正式には北大阪急行)の終点からモノ

レールに乗り換えなければならない。

そのモノレールの「万博公園駅」から公園までも、歩いてわりと距離がある。

なので、長居植物園のように気楽に、万博公園には行けないという訳なのだ。 (特に、このコロナ禍にあっては…)

 

しかし先日姉から、万博公園のコスモスが綺麗に咲いていると、写メールが送られてきた。

万博の例年のコスモスの最盛期はもっと後のような気もしたけれど、とりあえず20日の日に行ってみることにした。

昨年コスモスを見に行ってから、1年ぶりの万博公園ということになる。

 

その日はとてもお天気が良かった。

モノレールの万博公園駅を降りて、道をちょっと下っていくと、左手に、いつものように「太陽の塔」が姿を現わす。

まるで、「いらっしゃい!」と、私たちを迎えてくれているようだ。

      

 

 

 

 

道を下りきった所はちょっとした広場になっているが、そこでは、可愛い帽子を被った保育園児が、先生に連れられて、

列を作って歩いていた。(たぶん、遠足の帰りだろう。)

私は、保育園児が被っているあの帽子にどうも弱く、見ると堪らなく可愛くなって、すぐに写真に撮ってしまう。

                      

 

 

 

 

その後万博公園に向かう道に進み、公園に入ると、先ずは第一の目的である「花の丘」(今は、コスモスが一面に咲いて

いる)に向かって、歩いて行った。

万博公園はとても広く、全部を廻れば、ゆうに一日は掛かってしまう。

なので、「花の丘」までも、かなりの距離がある。

私は、人工的に造られた階段状の水路や、ちょっと色づき始めた木々と空などを眺めながら、ひたすら「花の丘」に向かっ

て歩いた。

             

 

 

      

 

 

 

 

そしてやっと、「花の丘」に到着した。

「花の丘」のコスモスは、植えられるコスモスの種類やその植えられ方、コスモス畑を縁取る花の種類などが、毎年少し

ずつ変えられている。

今年「花の丘」に入ると、今までそこでは見たことのない花が、私たちを迎えてくれた。

その花を見たとき、なんか懐かしいような気がしたが、それもその筈、それは私がかつて故郷で見た“ミゾソバ” の改良種

のようだった。

私はこの派手ではないけれど、なんか優しい感じの花を、コスモスの前に、いろんな角度から撮った。