百翔

あした天気になぁれ!

霜の花

2013-12-09 | Weblog

標高550メートルの朝
あたりは
一面、真白な霜の野原
緊張感のある寒さ
木々は霜の花を咲かせている

車のフロントガラスは
ガザガザに凍っている
スーパーのカードで
必要な広さだけ削り取り
さあ!出発だ

暖房はフロントガラスに
向ける
つま先は凍えるようだ

すれ違う車
あ!人影車を誘導する人
朝早くからどうしたのだろう
何か工事をしているようだ

寒いなんて言っていられない
外で仕事をする人がいるのだ

霧の中に突入
視界は何メートルだろうか

目的地までの所要時間は1時間
それ以上はない

真っ白な霜の景色は
凛とした空間
研ぎ澄まされていく感性
何か、物語の世界に引きずり込まれる

真っ白な世界
枝の先に咲く銀色の霜の花






コメント
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