私は文系、それも社会分野の学問しか興味が基本的にないのだが、天文学、それも太陽系だけは違う。アンドロメダ星雲とか●●星座とか全然興味がないのだが、太陽系とその惑星には俄然興味がでてくる。火星には近い将来住めるのか。水はあったのか。生命はいたのか。金星にもなんとか住める日が来るのか。太陽系第10惑星はあるのか。冥王星はどんな物体で出来ているのか。知りたい。だから、『ニュートン』で太陽系特集を扱っているとガラにもなく購入したりするのだ。
ともあれ、冥王星の運命が危ない。まあ冥王星自体の運命ではなく、あくまで「地球人が呼称する惑星としての地位の『冥王星』が危ない」のである。国際天文学連合は、それまで火星と木星の間にある「セレス」と冥王星の衛星とされてきた衛星「カロン」(冥王星の質量の70%もある)と冥王星の外に発見された「2003UB313」の3つの星を惑星として加えて太陽系を12惑星とする案が検討された。私はワクワクした。太陽系に新たな仲間が加わる予感と「セレス」などにどんな和名が付くか楽しみだった。しかし、23日。そもそも冥王星は惑星の地位としてふさわしくない(軌道と規模から)という論が噴出し、逆に冥王星を惑星からはずして、太陽系を8惑星とする案が提出されたのである。太陽系の仲間が減っていく。まるで、オリックスと近鉄が合併し、日本プロ野球界が10球団になるのではないかと思った時とい同じくらい淋しかった(じゃぁたいしたこと無い?)。オリックスと近鉄との合併を阻止したときのように、だれかこの流れを止めてくれ~。ひっそりと太陽から遠い地で小さく(規模)生きる冥王星が可哀想だ(根拠無し)。明日の24日には冥王星の運命が決まる採決が行われる模様。
あっ。写真はこれまた消しゴムシリーズです。カレーがリアルでしょ?