畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

福島第一原発

2011-05-09 07:02:00 | 日記
 福島第一原発。冷温停止に向けて、7月末には大幅に放射線量を減らす「ステップ1」それから来年1月末頃までには完全に原子炉を冷温停止にする予定だ。

 現在は1号機が水棺作業に向けて順調に進んでいる。2号機はやっと圧力容器下部の破損箇所を特殊コンクリートで埋める計画がマスコミで今日報道された。一方3号機は水温が上昇し、ホースを交換するというマイナス情報しかない。


 2号機は、原子炉建屋に水蒸気が充満しておりとても人が入れる状況ではないらしい。原子炉建屋が水素爆発しなかったことがマイナスになっている状態。結局、水素爆発が起きても起きなくても状況は悪い。


 こんな状態だから、浜岡原発は早く全面停止してほしい。災害対策が取られる2年後をメドに運転再開する予定と言うが、それは東海大震災が来るまで延期しなくていいのかな?むしろ廃炉でもいいのかなって思う。

福島応援購入!

2011-05-09 06:05:00 | 政治・経済
“応援購入”売り上げ10倍 都内の福島県観光施設

 原発事故で風評被害が深刻な福島県だが、平成21年7月にオープンした「福島県八重洲観光交流館」(東京都中央区)がいま、大人気となっている。事故後の3月下旬から客足が伸び始め、4月の来客数は前年同月の4・6倍にあたる5万725人、売り上げは約10倍の4000万円に達した。来客の多くは福島を応援しようという人たちで、「大変だけど頑張って」などと声をかけていく客も多いという。

 大河原薫・県観光交流局長によると、酒類、菓子、加工食品などが売れ筋で、「週末は入場制限をお願いすることもある」。市町村ごとに行うイベントも人気で、6日には「計画的避難区域」となった飯舘村産の試飲・即売会に765人が来店し、218万円を売り上げた。いずれも過去最高を記録したという。8日は湯川村の会津湯川米のイベントで、ご飯や米粉パンが楽しめる。

 だが、福島の観光地は大型連休も県外客は少なめ。「最大の応援は来ていただくこと。会津など放射線量が少ない観光地も多いですよ」(大河原局長)。原発事故で一気に高まった“知名度”を、観光などに生かせる日が待ち遠しい。

(産経新聞 5月7日付)


 うんうん、いい傾向。武藤様が福島に旅行された時は結構旅館も満室だったというし、放射能も減少傾向にある(関東などで水道水に放射能の話を聞かなくなったし)。


 しかし、「原発事故で一気に高まった“知名度”を、観光などに生かせる日が待ち遠しい。」って記事はちょっと不謹慎じゃない?産経ってホントに不謹慎な記事が多い。浜岡原発の政府の停止要請も、「原発推進」の立場で疑問を呈しいる。この時期に「原発停止に疑問を呈する意味」がわからない。浜岡原発停止要請に産経新聞が疑問視
していることに、ネットユーザーもかなりお怒りだ。