畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

東電投資情報

2011-05-14 06:41:00 | 政治・経済
 あくまで私的な東電投資の予測です。この情報で損害を受けても責任は持ちません。あくまで最終判断はご自分で。


 東電国有化の話が持ち上がった頃には株価は350円ほどになっていました。


 政府が原発の賠償機関を東電と合弁で設立する動きで、全面国有化は免れた感が強く一時東電株価は500円台を回復しました。しかし一昨日は一転して50円近く下がり、昨日も30円近く下がり、現在は450円辺りになっています。また日中の売買高も大変多くなっています。


 これは個人投資家による短期売買の動きが強く、300円台の時に買ったものを利益確定のために売りに出しているものです。


 また予想以上に福島第一原発の1号機の状態が悪いこともマイナス要因です。しばらくは下落傾向が続くかもしれませんが、また個人投資家が底値買いのために買い支え、反発するでしょう。


 当面の全面国有化は避けられたものの、政府や国会で株主の責任問題が持ち上がっていますので、場合によっては減資される可能性もあります。


 現在、東電の投資はハイリスクハイリターンの状況です。投資するならば余剰資金程度に押さえるのが懸命です。

東電の退職金・年金削減

2011-05-14 06:26:00 | 政治・経済
 参院予算委員会で、東電社長清水氏は、退職金や年金を削減すべきとの指摘に対し「老後の生活資金に直結する。現時点では検討していない。」と答弁した。

 一般社員の退職金まで減らすことはないですよね。ただ、かなりの高額な退職金や年金をもらえる取締役などの役員は一般社員のレベルまで削減してもいいのでは?


 また、破綻したJALも年金削減に反対していましたが、結局国の資金が投入されることから年金は削減される方向になりました。

 政府からの強制決定を受ける前に、東電自ら役員退職金と年金の削減を打ち出した方が市場が好感しますよ。どーせパフォーマンス好きの首相がいづれ退職金削減に言及するんですから…。

東電の電力供給予測速報

2011-05-14 05:41:00 | 日記
東京電力は13日、電力需要のピーク時の夏場の供給量を積み増す計画を発表した。火力発電所の復旧のめどがつき、8月末の電力供給力は5620万キロワットと従来計画より550万キロワット上積みした。ただ、ピーク時の供給余力は東電が見込む最大需要に対し2%程度。気温上昇や、休止していた火力発電所の安定操業など需給に不安も残るなど、綱渡りの夏になりそうだ。

 福島第1原子力発電所から半径20~30キロ圏内にある広野火力発電所(福島県)も含め大半の火力発電所が復旧。7月、8月末とも需要見通しは5500万キロワットとみており、7月末の供給力も5520万キロワットに引き上げた。東電は4月15日時点で供給力を7月末に5200万キロワット、8月末に5070万キロワットを見込んでいた。

 ただ東電によると、夏場の気温1度上昇で170万キロワットの需要増になる。8月末の供給余力はわずか120万キロワット。想定以上の暑さで超えてしまうなど課題は残る。

(日本経済新聞 5月13日付)


5月13日の発表という事は、中部電力からの電力融通70万キロワットが停止されるのは織り込み済みと思う。これで夏場の計画停電は避けられそうだ。あとは原発が解決してくれれば…。原発は計器の故障でデーターが正しくなかったようで、だいぶ状況は悪化していたようだ。福島第一原発1号機はメルトダウン…。1号機がその状態なら、2号機、3号機は…。