畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

個人投資家の投書

2011-05-19 06:46:00 | 政治・経済
 新聞の読者投稿欄に、高齢者の人がこんな投稿をしていた。


年金生活者は安定した配当を期待して東電株を購入した。株の売買益を狙ったのでない。(中略)政治家や経済学者の中には「東電の国有化を」「株主責任を問うべきだ」などと発言する者がいる。(中略)個人投資家を抹殺するような発言は許せない。


 とあった。この意見に違和感を覚える。銀行の低金利を回避し、配当を得るために投資した。公共株といっても一部上場。株主は東電の経営者と同じ。株主の資本で原発を運転しているとも言える。ならば責任を負うのは当然。東電が利益は自分のもの。でも賠償は国がして!なんて図々しい話。それと同じ構図。


 銀行の低金利は元本保証のローリスクローリターン。株式投資はハイリスクハイリターン。東電の状況なら減資されても文句は言えないと思うんだけどなあ。