畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

観光タワー

2006-08-13 08:58:04 | 日記

 友人と行くはずだった1泊2日の大阪の旅が仕事の都合でダメになり、2泊3日の北陸一人旅は台風&金銭面で中止になり、結局関西方面(姫路-神戸-大阪)の日帰り旅行をしてきました。ここからプチ旅日記をお送りします。
<プチ旅日記-神戸編->
 神戸といって真っ先に思い浮かべるのは、やはり「神戸ポートアイランド」。日帰り旅行の少ない滞在時間では、その中でもポートタワーに行くべきと思い、行ってきました。考えたら自分は観光タワーが大好きだと言うことに気づいた。東京タワーも好きだし、札幌のテレビ塔、大阪の通天閣(後ほど記載します)など、タワーは私の観光には欠かせないスポットなのだ。(観光タワーには、全日本観光タワー協議会というのがあるらしく、現在19のタワーが加盟しているらしい。全部制覇してみたい。http://www45.tok2.com/home/todo94/tower.html
 さて、ポートタワーに着くと、外に写真があった。そう1995年の阪神淡路大震災の写真である。震度7の大きな揺れで、ここ神戸は大きな被害を被ったのである。ポートタワー自体は倒れることはなかったが、地盤が大きく揺らいでいた。あれから11年。ポートタワーから見た景色では神戸の街はどこの日本の都市と比べても同じくらいに復興していた。ただ、景色には見えないところで、まだまだ復興の爪あとが残っているのだろうと、考えてしまう自分もいた。

井伊谷城

2006-08-09 08:15:58 | 歴史

 井伊谷城は静岡県浜松市(旧浜名郡引佐町)にある井伊氏発祥の城である。井伊氏は今川氏に仕え、その後徳川家に仕え、徳川四天王と呼ばれ彦根藩祖となった井伊直政が有名である。
 さて、この井伊谷城。それほど高い山ではなく、平山城と言える。引佐多目的研修センターの裏から入るか、、八坂神社近くの城山を貫く道路から城山公園入り口から入るのか、いずれにしろ徒歩10分くらいで山頂まで着く。短時間の訪問なのでよく確認できなかったが、遺構はあまりないと思われる。山頂にはそこそこ広い郭スペースがあり、引佐の町がよく見えて素晴らしい景色だった。帰りには近くでおいしい「いなさ牛乳」を飲み、ぜひ牛乳消費に貢献してもらいたい。


現代の子どもたち

2006-08-05 15:02:18 | 日記

 昨日夜、仕事から車で帰るとき、家へ「今から帰るコール」をした時、とうとう道路交通法違反で捕まってしまった。今まで一回も違反もしたことがなかったのに。点数1点、違反金6000円。いやはや、無論自分がいけないことはわかっているけど、ケイサツがウザイ。むちゃくちゃ腹立つし、今までまともにやってきたんだからちょっとくらいいいじゃん。もっと他に重大な犯罪を起こしている奴がいっぱいいるじゃん。と言う気持ちが沸いて、その夜は無性に腹立たしくて遊びまくった。
 一夜明けて冷静になってこの気持ちが、あることに共通しているのではないかと考えた。中学、高校と生徒が教師や学校、そして大人に反発するのがこれとなんとなく同じなのではなかろうか。教師や周りの大人がいくら「君のためだよ。そんな悪いことはやめなさい。」「いつまで遊んでいるの?いいかげんに勉強しなさい!」と言われても反発する。これも子どもは自分が悪いことは分かっているけど、正論を並べて理由をあげられたら、自分が悪いと思っても腹立つし、反発する。せめて「君の気持ちもわかるけど、これはだめなんだよ」って自分の気持ちをわかってもらいたい。それを今回、いつもとは逆の立場、いわば私が子どもの立場になって経験したわけである。
 私は、中学・高校時代は学校に反発したことはあまりなかった。また、両親にもそこそこの反発はしたが、それほど大きな反抗期はなかった気がする。この理由はなんとなくわかっている。私は学校や大人をどこかで見下していた。
 タバコをポイ捨てする大人。詐欺を働く大人。腐敗した政治家・公務員。不正談合、脱税、虐待、殺人…。子ども心に日々のニュースを見てどれだけ大人が汚いか知ると、「色々言うけど、大人だって完璧じゃないじゃん。それなのになんで子どもにだけ押し付けるの。むかつく。でも反発したところで、今後の自分の人生がぼうに振ってしまうわけだから、いい子に振舞って自分が学校(大人)を利用してやろう。」そう思っていた。だからこそ私は、高校・大学と推薦入学で入り受験らしい受験を経験してなった。無論勉強が超出来たわけではない。大人たちの前では要領よく立ち回っていたのだ。陰では学校や大人たちを見下しながら。
 なんと私は、擦れた子どもだったのだろうか。自分の経験と今の子どもたちをみて思うことがある。子どもは私のように、大人の矛盾を見抜くと色々な手段で大人たちに反発するが、代表例として次の二点が挙げられないだろうか。

①大人の矛盾を大人に素直にぶつける(言葉や暴力の反発)タイプ。
大人が子ども納得させるような答えをいえない場合、また力で押さえつけてしまった場合、不満は抑圧され、さらなる非行・凶行に走る。ただ、このタイプは世の中への不満やストレスを形(言葉・暴力)で表現するだけに、発見しやすい。対処は難しいが、とても素直な子であると言える。

②大人の矛盾を知って、大人を見下した上で、大人を利用するずる賢いタイプ。
いわゆる「良い子がキレる」というのは、このタイプの子の我慢が爆発した例ではなかろうか。このタイプは世の中への不満が見えない形(表面上ではおとなしい良い子)なので、どれだけ気持ちや人格が擦れているか、見えにくい。そのまま不満を抱えたまま大人になると、傲慢な性格になる。

 もちろんこの2点に子どもがすべて分類されるわけではないが、ある意味ほとんどの子どもは上記①②の性格を内包していると思う。①が多いか②が多いかわからないが、子どもは①がダメなら②でというように、大人を試していると私は思う。
 私の子ども時代は②に該当するだろう。このような気持ちで大人になった私が、いい子育てを出来るわけない。いい仕事ができるはずない。子どもの素直な気持ちをもう一度理解しなければ…そう考えさせるきっかけになった、自分の子ども時代の考えを呼び起こさせてくれたこの出来事は、ある意味自分にとってとても大切な経験だったのかもしれない。そう、忘れていた。子どもは子どもなりに考え、行動しているということを。未熟な考えだからと言って、大人の考えを押し付ける周りに、見えない形で反抗していた私の子どもの頃の記憶を…。

時の調べ

2006-08-04 22:40:39 | 日記

 1998年から私は「能登畠山氏七尾の歴史」を開設しているが、ずいぶんと歴史サイトも減ってきたものだと思ってしまう。自分があまり顔を出さなくなったのかもしれないが、ずいぶんと有力サイトが誕生しては消えていった。
 リンク切れしたサイトを見たり、更新が止まって掲示板に怪しい広告が大量に書かれているとそれこそ寂寥感いっぱいだ。今も内容のつまったサイトは誕生したり存続したりするが、過去にあったサイトを思い出し「この管理人が現在までサイトを続けてたらどんなコンテンツが生まれたんだろう。」と、感傷に浸ってみたりする。そしてついついリンク切れしているアドレスをクリックしてみてしまう。
 こういう時には、信長の野望戦国群雄伝の一般大名の行政音楽「時の調べ」を聴く(ちなみにサントラ手に入れました)。とてもゆったりとした曲で、戦国の世を忘れる音楽。さすが菅野よう子の曲である。この曲、なんと歌詞もあるのである。

「時の調べ」 作詞:霜月智恵子
陽射しがたちこもる窓辺は穏やか
こんな日面影が胸を焦がしてく

流れる雲の中羽撃く鳥たち
同じ姿二度と見ることはないの

奏でる時の音響かせて
小さな世界を抱きしめて

日暮れはまだ遠くあなたは近づく
誰にも越えられぬあなたの優しさ

傷つきみつめ返す度に解ってく
あの頃近すぎて二人気付かない

ひとりで淋しさを燻らせる時は
あなたが話してた言葉拾い出す

奏でる時の音響かせて
小さな世界を抱きしめて

今でもすべて心の隅残している
そんな私今を幸せに思う

静かな水面のその下で
小さな世界を抱きしめる

 素晴らしい曲と歌詞。この曲を聴いているとふとこんなことを考える。戦いに明け暮れる中で、己を信じながら精一杯生きる人間の生き様。そこには、メジャーな人物もマイナーな人物も男性も女性もない。ただ、精一杯生きる「人間」がいるのである。これから歴史を作っていく人たちも…そして、歴史の表舞台から消えていった人たちも、その瞬間瞬間を一生懸命生きていることには変わりないのだから。
 ゲームでは、戦争が終わったり、大名が死亡して一端この曲が止まっても、またすぐに曲は再開される。そう、時は決して止まらず流れていくのである。そう、私たちが生きるこの「現代」も同じである。何が起きても時だけは止まらず流れていくのである…。
 

うまそうな。

2006-08-03 18:54:28 | 日記

 これは友人にもらったキーホルダー。無論たこ焼きの本場大阪土産。ようじがリアル。うまそうなたこやきだ。類似品にお好み焼きキーホルダーがある。後日公開予定。
 それにしても、関東のたこ焼きと、関西のたこ焼きは違うのをご存知でしょうか。関東のたこ焼きは、パンケーキ(?)のようにしっかりと焼くのが常道。それに対し、関西のたこ焼きは、箸でつかむと形が崩れてしまうほど、やわらかい。関西の人たちはこれがうまいと言う。味も東西で結構違うもんだな。どちらもうまければいいのだ。