畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

震災の爪痕

2011-05-04 07:57:00 | 日記
がれきで埋まった宮城県石巻市内の呉服店の片付けをしながら、東京都から4月29日に来た会社員(23)は悩んでいた。

 目の前で、民家に住む70代の女性が女性用の帽子を3つ並べていた。「見て。きれいでしょ」。帽子は泥だらけ。洗っても使えそうにはない。きれいとも言えずに押し黙った大宮さんを見て女性は目に涙をためながら「これも捨ててください」と言った。

 帽子を捨てた後、女性は大宮さんに「ありがとう」とお礼を口にした。呉服店を片付けただけなのに、女性に涙を流して感謝され、涙が出た。頭をただ縦に振ってお辞儀するくらいしかできず、会話はほとんど交わせなかった。

(産経新聞)


 この記事をみて泣きそうになりました。他人にはただのガレキ。でも本人にとっては大切なもの。そして、それを捨てる決断も背中を後押しされないとできない。






ゴールデンウィーク

2011-05-02 19:30:00 | 日記
 箱根などの温泉街の旅館はゴールデンウィーク前に駆け込み需要があり、大変賑わっているそうな。


 やっぱりゴールデンウィークを楽しみたいんだね。

 自粛ムードより、楽しく過ごしたいんだね。


 その気持ち、いいと思う!我慢は長く続かない。我慢を長く続ければ、いつか気持ちが爆発しちゃう。だから普通に戻っていいと思う。


 普通に戻っても、ちょっとだけ心の片隅において欲しいことがあります。


 福島のこと。大切な日本の一部です。だから、避難がまだ続いてること忘れないで。福島を差別しないで、いじめないで。同じ日本だよ。


 胃の調子が悪かったら、お粥を食べて胃腸をいたわるように…。自分の娘息子が泣いていたら、「どうしたの?」って話を聞いてあげるように…。


 私たちは同じ仲間です。福島を切り捨てては生きられません。


 だからちょっと気にとめておいて。その気持ちがあれば、おもいっきり遊んでもかまわないと思います。