Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

突然な自然死・・・(5)

2015-04-25 | 大学・仕事

歯の話が中断しているよーってお思いの方いらっしゃるかどうか分かりませんが、
ええ、ええ、
ゆっくり進行しております。

今、コアという土台立てて終わりました。
(ごめんなさい。間違えました。コアの型取ったとこでした。)
あとは削ってクラウン作って終わりです。
今のところ順調です。

なんでこんなに時間がかかっているかといいますと、
子供の春休み中は取り敢えず私が中断。
その後デンティストがバケーションで中断。
子供の学校用事でどうしても抜けられそうになくて中断。

って、そんなのばかり。

今回の歯科医院はですね、
新米の歯科衛生士がおりまして、
麻酔の練習台になってあげたりしてね、
翌日、口内炎作ったりして、
ぎゃあぎゃあと楽しんでおります。

私も学生の頃、麻酔の実習あってですね、
あっ、NYは歯科衛生士も麻酔打てるんですね。
あなた、麻酔打ったことも無い学生ばかりで、
グサグサグサグサ、あっちもこっちもで、
「骨に突き刺さってっからっ!!」って騒ぎでね、
口内炎まみれになってたもんです。

在米歴の浅いロシア系の学生はとに角強引で、
相手を傷つけないようにという思いが全くない!!
もうね、「これでもかー!」って力づく。
麻酔薬もちょっとづつ入れんじゃなくて、
ドバーって押し込むから、
あなた、上の前歯のときなんか、
眼球とか涙腺まで麻酔効いてました。
「あんたら、ちょっと国民性出し過ぎー。」
(半分本気&半分冗談)とか言って、
他の国の生徒達と、
「ロシア系はほんと性質が悪ぃー。洒落にならん。」つって、
カフェテリアで愚痴ったりしてました。

ロシアでの紛争を見るたびに、
未だに麻酔打ち合いっこした経験を思い出します。

ああ、話が逸れた・・・。
つい懐かしくてね。

治療途中ではあるのですが、
考えておかないといけないことがあるのです。

それは、クラウン(被せ物)をどうするか?ということ。

選択肢としては3つ。

一つは、「自分の歯の内側から脱色(ブリーチ)して、歯、そのものを使う。」

これは、選択肢ではあるけれど、
私は絶対したくないので却下。
歯の内側からブリーチしても、
綺麗な歯の色にはならないし、
何せ歯が脆くなって、根っこにヒビが入ったり、
欠けたりで、寿命が短くなる。

もう一つは、「メタルボンド」。
金属で裏打ちしてあるんだけど、周りが全部セラミック。
日本では自費診療になって、8~12万円くらいかな?
それがアメリカでは保険が利くんですよ。
変なところでお得になる・・・。
金属で丈夫な上に、裏も表もセラミックなので、
大口開けて笑っても、金属は見えないようになってます。
ちょっと気になるのは、歯と歯肉の境のところで、
基本的にカラーレスという、外側の境目が金属に触れない作りなのですけどね、
金属が当たると、歯肉が黒く変色したりする可能性があるから。
そんなの嫌でしょ?
上手な技工士が作らないと、やっぱり自然に見えないのよね。

で、最後は「オールセラミック」。
セラミックオンリー。
日本では自費診療で8~15万円くらい?
これもアメリカでは保険が利くんですよ。
見た目はこれが一番綺麗なんだけど、
なんせ強度が・・・。
割れやすいのね。
肉食べてて急に神経死んだ歯だからね、
やっぱり強度は必要かな・・・と。

デンティストは強度の関係で「メタルボンド」を勧めるんだけど、
やっぱり「オールセラミック」が心残り。

一週間おきに、「じゃあメタルボンド。」「やっぱセラミック。」
「ん、じゃあメタルボンド。」「やっぱりセラミック。」「仕方ないからメタルボンド」って、
どうしよう、どうしよう、どっちがいいかな?
ねねっ、どっちがいいと思う?って、
無料で治療してもらっておきながら
何度も何度も、
治療台に寝っ転がった状態で、しつこくデンティストに確認していたら、

D:「もうどっちでもいいよ!君はギンギラギンのクラウン入れときゃいいんじゃない?」

つってね、言われたね(汗)。

(こういうギンギラギンのクラウンが口の中に結構入っている先進国民族は、
日本人だけじゃないかな?って思うのよね。それで。
クラウンの裏側がギンギラしてるとかもね。)

やっぱりね・・・。

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コメント (4)
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