Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

ダイガク決定迄の大まかな流れ

2020-07-25 | プロフィール
ここでも書いていましたが、
元々学校に戻って勉強したい気持ちはありました。

コロナ自粛が始まり、学校や大学の全てがオンラインになったのを機に、
これは私にとって好都合と思いました。

主婦で、子育て中の母親にとって、
通学せずに家で勉強できるなんて、
こんな恵まれた環境はないと。

「時間と体力がセーブできる!」

若い子だったら、
キャンパスではっちゃけたいでしょうけど、
キャンパスライフはもう昔送ったから、
そんなことはどうでもいいっていうのが本音…。

ということで、
今しかない!
と入学条件を調べていきました。

いける!
全部クリアしてる!

ってことで、
条件的には入学可能。

しかし、探り入れますよ、私。

私の行きたい大学学部は、
入学希望者が多くて
下手すると志願者の4割くらいしか入学出来ないんですが、
授業料高い私立は、

「オンライン授業なのに
こんな高い授業料払えるか!
行くもんか!」

と学生達がブーブー文句言ってる状況なんですね。

入学を一年待つことにしたり、
学費の安い大学に変えたり、
厳しい状況です。

が、

ということは
「きっと今年は志願者少ないぞっ!」
ということで、
様子を伺うために大学に連絡。

その後そそくさと入学準備。

大きな問題は学費。

息子が高校受験、
娘が中学前で
子供たちの教育費にお金がかかるっていうのに、
たいして未来もない私自身に、
ウン千万円とかいう学費をかけると思います?
しかもオンライン授業にだよ?

いやらしく聞こえるかもしれませんが、
一応ニューヨークで一番学費が高いといわれてるとこなんです。

学部的にもニューヨークではここが一番良いんです。

そういうとこしか選びませんの、私。

ということで
私の学費を払ってくれる
組織、団体、企業を探しました。

手間取ったのはここです。

ファイナンシャル・エイド(学資困難者へ支給される奨学金)じゃないですから。

そりゃそうだ。

こんなコロナ不景気に
誰が記憶力の衰えた未来のないババアの学費払う?

ここはアメリカ・ニューヨーク🗽
そして私は日本人。

たとえ私が大金持ちで、
やる気のある学生の授業料を払ってあげる立場だとしても、
絶対に私みたいなのは選ばない。

だって、
どうせ趣味に毛が生えたみたいな感覚で大学行く気でしょ~!
自分で払え!
って思うでしょ?普通。

ところがアメリカには、変人好きな大金持ちがいるんですよ~。
こっちの大金持ちと肝っ玉は、
日本とは桁違い!
というのは御幣がありますが、
ほんとのほんとに、人種も性別も年齢も関係なく、
「これ!」と思った変なの見つけたら、全面サポートしてくれるんです。

入学申請にしても、
奨学金申請にしても、
自分の熱い思いをエッセイに纏めなくてはいけなくて、
ごくごく普通なこと書いたって引っかかりませんから、

今の世の中の状況を踏まえた上で,
自分の経験と
大学で学べる内容とを絡めた自分の思いを書いて,
「ええっ!?マジか!?」
と読み手を思わせるような、

「こんな発想、聞いたことないけど、
確かにありっちゃ、ありだわ。」
となればオッケイ。

あとは過去に一風変わった経験、
「変歴」があったり、
珍しい大物と繋がっていたり、
そういうことがあれば

「こいつに賭けてみる?
どうする?」
と話し合いが始まってくれるのです。

大学の教授たちが
「ユウコが来る!」
と大喜びしてくれて、全面的サポートしてくれて、

書類選考の後、電話面接なんですが、

面接官から電話がかかってくるなり

「ユウコ〜!!
嬉しいわ!私よ、私!
教授の〇〇よ!
願書にあなたの名前見つけて、
他の教授達と大喜びしたの!
あなたの入学を拒むものなんて何もないわ!
おめでとう。
ようこそ、我が大学へ。
合格!検討する必要がない!」

と、30分予定の面接が
たったの5分で終わり。

コロナ自粛期間丸々かかりましたが、
全てが決まりました。

推薦状の依頼や、
エッセイ提出や、
詳し~く書いた履歴書提出や、
もうね、
それはそれは英語で
自分のことばっか書き過ぎて、
頭おかしくなるかと思いました。

だから、反動で、
日本語のテレビ見まくってたわ~!

途中ごちゃごちゃあって、
無理かな~?って感じになったときもあって、
年甲斐もなく不貞腐れました。
駄々こねましたし、
グズグズ言いました。
だって、奨学金決まらなかったら行けないもん。

そんなこんなで、
決まりました!

ひと先ず
めでたし、めでたしです。

コメント
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