いいことづくめとも思えるベジミートを使ったお料理教室、2回目となる「ベジ会」を津田公民館で開催。
講師の先生は、ベジマイスターの資格を持つ東京の美容研究家、中山さん。
彼女は、お客様にステキな髪で喜んでもらいたい、その基本は健康な体から。それはステキな心をつくる、という思いで活動していらっしゃいます。
大豆を主原料としたベジハムタンドリーチキン、これ、本当に行けるんですよね。
そして、ベジミートとカシューナッツの中華風うま煮。ベジミートがほぼ鳥の唐揚げ!また、甘酒とカボチャプリン。カラメルづくりが少し難航しましたが、それは未熟な生徒のご愛敬。
その他、季節のお野菜たっぷりのピザ、薄切りベジハムに味噌麹を塗り、大葉ならぬサツマイモの葉を乗せて巻き、芋づるで結わえてからのフライ!これ、病みつきになりそう!
手元を見ていると、さすがに経験豊富!と思える女性陣が、中山先生のご指導でテキパキ、和気あいあいに。で、次々に出来上がるお料理の数々。
書いたものの他にも、サラダやぬか漬け、そして、中山さんの所望で、玉ねぎの代わりに茄子とカボチャの擂りおろしでトマトベースのベジカレーを参加者に作って来ていただき・・・
おっと、肝心なご飯は寝かせ玄米(発酵発芽玄米)、美味いんですよね。
何でベジにこだわるのか、今のお肉って、ある意味薬漬け、そして、日本人の腸はお肉向きじゃない。
それに家畜のゲップ(メタンガス)って、温室効果ガス係数は二酸化炭素の21倍、家畜の糞を発生源とする一酸化二窒素は310倍なんだとか。そのうえ、牛肉1キロ生産に11キロの穀物が必要。豚肉は1キロに7キロ、鶏肉は1キロに4キロ。
中山さんは、1週間に一度でもお肉をやめる日を作るものいいかもしれませんねと。
あと、玉ネギ、ねぎ、にんにく、ニラ、ラッキョウ、アサツキは他の野菜に比べ陰性の気が強く、お肉やお魚と一緒に。一緒じゃない時は不要だって。毒消しの役割を果たすってことなんですね。
そう言えば、鴨が葱背負ってくる、南蛮漬けには玉ねぎがとか、日本食はうまくできている。
ただ、ストイックにお肉やお魚を取らなというのではなく、おおらかに食を楽しむのがベジタリアンだと。