ふと見上げると、今年も!電線の上で肩を寄せ合うように子ツバメが3羽。
去年とは違う電線、去年は台所の真ん前の電線に4羽いましたが、今年は新庄の敷地の真ん中を横切る引き込み線。
新庄の建物には巣を作っていないのですが、巣から出た子ツバメが一人前になるまで日に日に成長していく姿を見ることができます。
写真は、一番下の親ツバメが餌を届けたすぐ後かな?
相変わらずの光景で本当に微笑ましいです。
この子たちももうすぐ燕返しで虫取りの達人に成長するんでしょうね。
そんな子ツバメを見つけたちょっと前、お昼を食べていて何気に庭を見下ろすと、台所のすぐ前、1mほどのところにヒバリの子どもが歩いています。
写真を撮る間はありませんでしたが、庭に、それも建物のすぐ脇にヒバリ!なにこれ!ですね。
ここに来れるようになって本当に良かった!そう思える瞬間です。
ハッピーコーディネーター
話は変わりますが、今日の地元紙にハッピーコーディネーターとして活躍する“ばあばさん”が登場していました。
昨日は、やはり益田でハッピーコーディネーターとして活躍するキンポンさんからメッセージ。
ばあばさんは、参院選の争点の一つ、人口減少対策の一つの切り口として取り上げられていました。
ばあばさんもきんぽんさんもその思いも活動も凄いという言葉に尽き、本当に頭が下がります。
ただ、地域の捉え方も報道の捉え方も、問題の本質の切り口としてはいささか寂しいじゃないかなあというのが以前からの思いです。
生き延びる力
象徴的なのは、“ここには何にもないから外に”という地域の意識、子どもを育ててきた家族、地域、学校、行政の意識が現状を作り上げてきた。
基本的には経済優先、ほぼ全てがそこに向かって一瀉千里だったんじゃないか?
内田樹じゃないけど、「どうしていいかわからない時に、どうしていいかわかる能力」という生き延びる力を涵養してこなかった、ということなんじゃないかと。
皆が求めてきた便利は良いけど、創造力は削がれる、田舎で逞しく生きるって、まさに生き延びる力なんじゃないか、創造力が削がれると生き延びる力は湧いてこない?ように思ってしまう。
刮目して注視するロシアのシチェチニン先生の学校は、生きていく力を会得することが学校の目標。
“生き延びる力”“生きていく力”、改めて考えてみたいテーマですね。