見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

日本でいちばん大切にしたい会社

2020-01-17 20:29:39 | 日記

昨日のブログで小泉環境大臣の育休取得について書きましたが、どんな理由かわかりませんが、働き方改革と合わせて批判する声がたくさんあるようです。
確かに、青息吐息だったりする中小企業には、こちとら会社の存続でさえさんざん苦労してるのに、何を勝手なことばっかり言ってるんだ!と言いたいのかな?
経営の才がないなあと思い、父から継承した会社をさっさとたたんでしまった僕ですから、何一つ言うことはないとも思えますが、、、

その話を聞いて、思い出した松江のすごい会社がありました。
その会社は、長岡塗装店、10年以上前ですが、職人さんの定着率の悪さに頭を痛めた経営者の妹の常務さんが会社の改革に乗り出し、働き方改革を進めた。
職人さんの中途出勤、早退もOK!現場でそれを可能にできる、意識次第と思ったものですが、家族に大好評、従業員を大切にする会社は伸びるのかな?
この会社のことを考えると、小泉環境大臣の育休取得なんて、遅れてるんじゃ~?とも思えますし、人気取りじゃんと切って捨てることも簡単。

日本で100年以上存続する会社って、確かな数字は覚えていませんが僅か数%だったと思います。
存続できる会社って、共通する理念というか思いがあるんですね。
顧客をとても大切にすることはもちろんだけど、従業員とその家族を何よりも大切にしている。

何かの本で読んだ覚えがあるけど、創業者の思いがその企業の存続する期間を決めるというような、高い意識の会社には、高い意識の従業員が集まり、高い意識の顧客がついて守る、そんな当たり前のような話だったでしょうか。
何か、とても良くわかるような話だけど、そう簡単にはいかないところが世間の面白いところで、そんなことを知っていたら、会社を潰さなかったよなあ。
それと、ダメな会社があるから、いい会社が脚光を浴びるのかなあ?

坂本光司さんの「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズって、そんなことがよくわかるし、日本の素晴らしい会社を紹介するとてもいい本ですね。

コメント
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