<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

宿の特設オーディオルームでの音楽会

2017年03月08日 22時00分11秒 | Weblog

客は一人だった。その一人の僕が夕食後、宿の主人のご好意で、キャサリンバトルの歌うオンビラマイフ(レコード盤)、その他ショパンのピアノ曲、バッハのチェロ演奏曲ブラームスのバイオリン曲などを特設のオーディオルームで聴かせて頂いた。魂は耳のスプーンでご馳走を呑み込む。その魂が揺り動かされて耐えられなくなり、いまにも泣き出しそうだった。それでも地上に這いつくばって聴いた。手を離すとロープに縛られて深い海の底へまで引き込まれて行く感じがした。魂は音を喜ぶ天才のようだ。

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日本海を右に見ながら長距離を移動

2017年03月08日 16時01分20秒 | Weblog

午前中、津和野太皷谷稲成稲荷神社に参詣した。雪が降りしきっていた。ゆっくりゆっくり石段を上り詰めた。朱色一色社殿が雪に映えて美しかった。神社というところは不思議と清浄な雰囲気があるところだ。身も心も洗われたように思う。我が毒気も一時的に消滅したかに感じられる。小学生が遠足に来ていた。説明がなされていなので、これ幸いに近寄っていって耳をかたむけた。外国人観光客も目立った。聞き慣れない言語が飛び交っているのでそれと分かる。雪が珍しいのだろう。野山は雪に覆われている。道路が凍り付きはしないかと心配になった。お昼には萩までやって来た。島根県から山口県に来たところで雪が止んだ。昼はうどん屋に駆け込んだ。ここも外国人の一団が席を占めていた。今度はスペイン語が聞こえて来た。16時前に宿に着いた。日本海を右に見ながら長距離を移動した。着いたところは山の中である。小さな旅館が3軒ほどある。大河内温泉という名の温泉である。今夜は此処に泊まる。ひっそりしている。これから別棟の温泉棟に行く。湯を浴びたら疲れがとれるだろう。

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10時のチェックアウトだけど

2017年03月08日 09時31分41秒 | Weblog

10時のチェックアウトだけど、雪が激しく降りしきっていて、出発できそうにない。道路は大丈夫だろうか。走れるだろうか。周辺の山々は雪化粧雪景色。真っ白な渠魁。海の氷山。こうして一日降るのだろうなあ。山口県大河内温泉にまで辿り着けるのかなあ。防寒着の準備はしていない。

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山々は雪化粧、雪景色 雪が舞う

2017年03月08日 07時42分09秒 | Weblog

ここは島根県津和野。泊まっている三階の部屋の窓から見る辺りの山々は雪化粧。美しい雪景色になっている。平地にも白いものがちらちら降って来ている。一日、寒く推移しそうだ。でも稲成の赤い稲荷神社には行きたい。白鷺の舞で有名な弥栄神社にも詣でたい。流鏑馬の馬場がある鷲原八幡宮、旧堀氏庭園にも足を運びたい。でも防寒着がない。どうしよう。ぶるぶる震えながら巡ってみよう。

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これでもう淋しくはない

2017年03月08日 06時02分04秒 | Weblog

そうだ、仏教経典を高唱しよう。経典は鞄の中に常備している。血糖値を下げる薬とともに。だから、薬のようなものだ。魂がこれを飲みたがる。仏説十一面観世音菩薩随願即得陀羅尼経は唱えだしたら忽ちに観世音菩薩と一体化する。そういう功徳に与れる。陀羅尼(ダーラニー)の力が籠もる経である。随願とは唱えたら忽ちにということだ。忽ちに安らぎの仏界に入り込める。これでもう淋しくはない。6時を過ぎた。朝風呂にも行けるぞ。朝風呂は読経のあとにする。

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宝の持ち腐れだろうね、そうしているのは

2017年03月08日 05時45分26秒 | Weblog

もうすぐ6時。夜明け。泊まっている部屋にはドーンとダブルベッドが置いてある。そこへ一人転がっている。狭い部屋だ。話し掛ける相手がいないから、当然、押し黙っている。そうして一晩口を噤んだまま。空気は鼻から出し入れするので口は閉じたままでいい。ときどき喉が渇いて水を飲むために開くばかり。宝の持ち腐れだ。話をしないと脳活動がおろそかになる。で、打開策に本を読む。文字が小さくて、寝たままでは読みづらい。おまけに部屋の電灯が薄暗い。暖房をしているので寒くはない。淋しいだけだ。目を開けていても閉じていても淋しい。眠るのがいい。ところが、老爺が夜中に一度目覚めたら、なかなか寝付けない。

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