<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

畑がお爺さんを迎え入れる。

2024年05月07日 10時02分54秒 | Weblog

老い耄れのこのお爺さんと遊んでくれる者はいない。そんな酔狂者はいない。一人で居るしかない。はじかれたようにして一人で居る、いつものように。

このお爺さんは頑固だ。結び目の固い頑固者だ。我が儘だ。我が儘を通す。我が儘を通すと、人に嫌われる。他者と協調できない。協調できなければ、人に交わっていられるはずはない。

畑が、そんな哀れなお爺さんを迎え入れる。行き所のない頑固者をあたたかく迎え入れる。そこで彼は、屈託なく手足を伸ばす。今日はこれから里芋畑の草取りに興じることにしよう。

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もうすぐ此処を去って行くことになるんだから。

2024年05月07日 09時49分47秒 | Weblog

キライ、じゃなくて、好きになっていたい。拒絶じゃなくて、この世を受容していたい。無視じゃなくて、讃美していたい。風景を、人を、人間ドラマを、この世のからくりを、美しく見ていたい。

どんなに老いていても、老いて己の無力を嘆いていても、やはり美しいものを美しく見ていたい。美しく見て、美しい風景にしていたい。もうすぐ此処を去って行くことになるんだから、なおさらに。

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一つ山越え、も一つ山越え。

2024年05月07日 09時26分28秒 | Weblog

♪ 一つ山越え、も一つ山越え、あの山越えて、わたしゃあんたに惚れとるばい、惚れとるばってん言われんたい。♪

熊本県民謡「おてもやん」2番の歌詞より。

日本の民謡が好きだ。どの地方にもそれぞれ特有の民謡が残っている。YouTubeでよく聞いている。入浴中に、真似て歌ったりもしている。男と女の仲の歌が多い。好いた好かれた、惚れたふられたが歌になっている。あたたまってふんわりする。ほのぼのする。

一つ山越え、も一つ山越え、あの山越えて、意中の人に会いに行ったのだろう。女のか弱い足で越えて越えて行ったのに、告白が出来ずに帰って来たのだろう。男も女のこころを読み取ってやれなかったのだろう。それを思うと切ない。

この世は山ばかりだ。越えて行かねばならない山ばかりだ。でも、恋の情熱の滾る熱があれば、越えて行ける。

いいじゃないか、恋が成就しなくったって。泣けた涙のあたたかさがいついつまでも残るじゃないか。

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五月の山には野茱萸が熟れているかもしれない。

2024年05月07日 09時13分36秒 | Weblog

予報では午後からが晴れマークだったのに、午前9時を過ぎたらもう晴れ上がった。光が跳ねてまぶしい。爽やかな五月が来ている。

少し風があるようだ。酔芙蓉の葉っぱがひらひらして落ち着かない。

恋人といっしょに浮かれてみたい。いれば、だが。残念ながら、というよりか、当たり前というべきか、わたしはおいぼれの老爺、恋人などという上等高級マスコット人間がいるはずもない。読む小説の中にしかいない。青年に戻ってみたい。心持ちだけでもヤングにしていたい。手を繋いで五月の山を歩いてみたい。五月の山には野茱萸が熟れているかも知れない。

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エールを送ります。

2024年05月07日 08時06分33秒 | Weblog

トンビが、早朝から、ピーヒャラララ、ピ~イヒャラララを繰り返しています。元気のいい高い声を張り上げています。こんんな里山に来て、寂しくはないのだろうか、ちょっと心配になります。

一昨日もいました。2尾いました。よく見えました。トンビは大型の鳥です。縄張りを主張しているんでしょうね。恋愛成就して、巣作りが始まったんでしょうね。よろしくね、エールを送ります。

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昨日は嬉しいことがあったよ。

2024年05月07日 07時55分32秒 | Weblog

昨日は嬉しいことがあった。西日本新聞読者文芸俳句部門、秋尾敏選でトップ入選していた。選者評も頂いていた。作者のわたしの書こうとしていたことがすっかりお見通しになっていた。肝胆相照らす、照らしてもらえたようで嬉しかった。短歌部門でも、栗木京子選で、入選だった。

滅多に滅多にないことだ。入選するなんて久しぶりの久しぶりだ。(何ヶ月ぶりだろう?)しかも今回はダブル入選。足が宙に浮いていた。夕食に日本酒で一人乾杯をした。

(新聞取るの、もう止めようかと思っていたけど、続けることにした)

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ミヤマキリシマが咲き出している頃だろうな。

2024年05月07日 07時36分37秒 | Weblog

おはようございます。やっと連休が明けました。連休中は、わたしのようなお爺さんは、自宅謹慎が似合っています。何処も此処も人出がすごいんだから。旅に出ても、泊まるところもないんだから。泊まれたとしても、+αの祝日過大料金を毟り取られるんだから。

で、連休が明けたら平常に戻って、蟹が川岸の蟹の穴を出て来られます。どっかへ行きたいな。さて、何処へ行こうかな。働いて現金収入得ていないから、財布の中はわびしいもんだけど。(そうだ、ミヤマキリシマが咲き出しているだろう、阿蘇九重雲仙あたりでは)

昨日は雨。待ちわびた雨。畑がこれで潤ったので、一安心。植えた薩摩芋の蔓も、これで根を張れるだろう。今日は曇り。午後からは晴れマークだ。4月に植えたトマト苗、胡瓜苗、茄子苗がそろそろ勢いを見せつつある。(胡瓜の1~2cm大の実が実っているのを発見した!)一段の成長を期待して、追肥をしてあげねばなるまい。この作業も忙しい。

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