<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

新聞投稿の作品はみな落選だった。がっかりした。

2024年05月25日 13時59分54秒 | Weblog

お昼は、残っていたレーズンパン2個ですませた。あとは、ペットボトルの水を飲んだ。それで腹が満ちた。簡単だった。体力を使うようなことは何もしていないから、これでいい。

暑そうだから、畑には出て行かない。朝寝したり昼寝したりしている。だらしない。網戸から風が入ってくるので、部屋の中は過ごし易い。涼しい。YouTubeで音楽を聴いている。

今日はS新聞読者文芸欄の発表が載っていた。川柳部門、俳句部門、短歌部門のどれも、落選だった。がっかりした。次の週の投稿作品を書いているが、がっかりが糸を引いて、意欲が湧き上がらない。

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「口」はいろんなことをするところだ。

2024年05月25日 12時19分10秒 | Weblog

吾は唯(ただ)足るを知るなり。手水鉢にそう彫られている。中央の口の部分に水が溜めてある。上に「吾」、右横に「唯」、下に「足」、左横に「知」の字を配置してある。みな「口」の為せるところである、らしい。

「口」はいろんなことをするところだ。吾にもなる。ひたすらに集中して「唯」にもなる。「口」なのに、「足りる」「知る」の精神作用もする。役者である。なんでもこなす。

不満足にも長所短所があるが、満足にも同じく長所短所がある。早々と満足してしまえば、進歩向上は遠退いてしまう。不満足を知れば、そこで同じく不満足を抱えて暮らしている他者への、思い遣りが湧くだろう。

満足は安上がりだ。小欲知足。欲望の段階を低くして、そこで早々と出来上がってしまう。小欲すれば、誰でも知足するか、というとそうもいかないところがあるだろう。では、知足すれば、小欲ですませるか。

無欲という大欲もある。無欲になりたいというのが大欲だからだ。天から十分に、過不足なく、与えられているという認識に立てば、こちらからの欲求を強大にする必要はなくなってしまう。充足が来る。充足できている事実を受け入れて、それを讃美称賛することが出来る。讃美称賛の領域を設置しておくと、顔が曇らないですむかもしれない。

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必ずしも、そうとばかりではないのかもしれない。

2024年05月25日 09時42分18秒 | Weblog

これもあれも欲しい。欲しがったものが得られても、又次のものを欲しがる。これもあれも欲しいになる。欲しいものに振り回されているだけになってしまう。際限がない。得られても得られても、得られていないように思えて、いつも不安を抱えている。

生きている間はこれに終始する。不安から解き放たれることがない。

死ぬとそこで否応なくストップが来る。もう欲しがらなくてすむようになる。

死ななければそうなれないのか?

必ずしもそうとばかりではないのかもしれない。

空気も光も、美しい風景も、欲しがらなくても、与えられている。たっぷりとたっぷりと与えられている。

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もっともっとを言わなくてすむようになる。

2024年05月25日 09時33分40秒 | Weblog

もうすぐ終わる。わたしの全行程が終了する。

終了すれば、もっともっとを言わなくてすむようになる。

もっともっとの欲求を収めるときが来る。

こころに平和な朝が来る。

最後には「すべてが足りて満たされている」というところへ来る。

涅槃のときが来る、わたしにも。

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茄子には茄子の世界観がある。

2024年05月25日 08時58分42秒 | Weblog

不遜になる。傲慢になる。思い上がる。威張り散らす。我を偉いとする。顎が突き出る。暴力を振るう。軍隊を組織する。戦をしかける。服従させる。強い者になる。強い者にしか世の中の正義はない、という顔をして、独断の座に就く。

人は不遜になる。不遜は不遜を募らせる。人は傲慢になる。傲慢は傲慢を募らせる。

わたしもその例に漏れない。その流れに上手く乗れなかったので、亜流の亜流で、不遜も傲岸も細々とだけど。思い上がる。顎が突き出る。目が剣を帯びる。ものを否定し、ものごとにいらだち、人を、世を、憎む。

憎悪を募らせたわたしの前で、畑に茄子の赤紫の花が咲いている。不遜と傲岸を終息させて、おだやかにして咲いている。茄子には茄子の世界観があるようで、ふっとふふっと反省を強いられる。

 

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それだけで、泣いていていい。

2024年05月25日 08時48分14秒 | Weblog

息を吸えるようにしてあるので、わたしが息を吸っていられる。

もしももしも、息を吸おうとしても、息が吸える条件が満たされていなかったら、息を吸うことは出来ない。

条件不成立なら、1秒間たりとも、息を吸えない。

それを60秒ぜんぶ吸えるようにしてある。わたしが息を吸おうとする前に、吸えるようにしてある。すうすう、すうすう、吸えるようにしてある。気持ちよく吸えるようにしてある。

息を吸う条件がわたしにも成立している。それだけで、泣いていていい。

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此処はすべての条件が満たされているところ。

2024年05月25日 08時18分03秒 | Weblog

見る条件をぜんぶ完璧にそろえてもらっているので、わたしが、爽やかに澄んだ大空と緑なす5月の山々とを、眼前に置いて、見ることが出来る。条件は10000の10000乗個ほどもあるのだが、それをぜんぶわたしに満たしてもらったので、わたしが風景を見ている。見て、爽やかになっている。

条件の、10000の10000乗個には、それぞれ、それをそうしようとした意思がある。(意思がある、というふうに、わたしは思っている)どの意思も、意思表明なんかしないのだが。

満たされたずべての条件を引き受けて、わたしが青く美しい大空と緑なす山々を見ている。わたしも、見て遣ってるぞなんてことを、言わないで、穏やかな気分を作って見ている。

「すべての条件成立」は、日々刻々に受け継がれて、それが止むときがない。見る条件の成立、聞く条件の成立、息を吸う条件の成立、生まれて来る条件の成立、死んで行く条件の成立が、目白押しに列んでいる。

風が渡る。庭先の姫林檎の枝葉を静かに揺らしながら、風が渡る。どうだ、といわんばかりだ。風が枝葉を揺らして渡っていくことができる条件が満たされて、しかもしれがいといと自ずからにという具合にして、風がわたしの眼前を渡っていく。

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