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今が紅葉の最高潮!檜原旅 No.3

2006-12-01 00:16:13 | 奥多摩&檜原

 11月22日(水曜日)のテレビ朝日で放映された「銭形金太郎」をご覧になった方はご存知かも知れませんが、青つなぎを着た上田晋也サポーターが東京都の最果て地、檜原村に訪ね、永村忠士さんの生活ぶりを紹介。
 自宅は川岸にあり、土台の石垣も1つ1つ石を積み上げ、建設業者からもらった廃材を組み立てながら自分で建てたという。
 ビンボーぶりをアピールしているのだが、職業はなんと檜原村議員。 

 テレビでは個人情報保護法を遵守しているのか、住所を伏せていたが、ネットで「檜原村 議員」のキーワードで検索すると、住所が出ていました。
 その住所を基にグーグルマップで検索すると、細かな地図までも表示。

Hinohara19  このあたりかな・・・?とクルマをゆっくり走らせると、テレビで見たままの光景に出くわした。
 しかし、眼下の川に阻かれ近づくことはできません。
 通りすがりのおじさんに「向こう側に行くにはどうしたらよいのですか?」
 「テレビで見ましたか?はっはっはっ、ここから向こうに行って、橋を渡れば行けるよ」と教えられた。

 橋を渡ったところで右折すれば、たどり着けるのかな・・・?と思いきや、
 1984(昭和59)年に廃校の檜原村立北檜原小学校跡じゃん。

Hinohara20 村役場近くの小学校から車であっという間だけど、明治時代の道は現在のように整備されていないし、バスや自動車も普及していなかった。
 標高が高く、厳冬の寒さと深い積雪の中の通学は非常に大変だったので、住民の力でここに小学校を建立。
 児童の減少に伴い、昭和59年に廃校されたが、渋谷区がこの校舎を借り受け、都会から心地よい田舎の自然を求めにやってきた区民の無料宿泊施設として提供中。
 校門は往年の「北檜原小学校」のままになっているが、建物の正式名称は「渋谷区立檜原自然の家」だそうです。
 利用できるのは、渋谷区民、区内在勤、在学の方のみ。
 利用料金を払ってでも夏の間は利用してみたいもんねぇ・・。
 通年管理人が駐在しており、まるで現役の木造校舎のよう。
 
Hinohara21  山里の日暮れは早い。
まだ3時半だというのに、薄暗くなっていました。
 
 あちこち、対岸に行ける方法を試みたが、神戸(かのと)岩に行ってしまったり、とんでもない方向に。
 村内の道は知り尽くしているつもりでも、あの場所に行くのは非常に難しい。

 「永村さんは本当に仙人のようだ、あの場所に行くのは諦めよう」とその場所から離れた。
 しばらく走ったところで、ワゴンの助手席にワンちゃんが座っているのを見つけた。
 テレビで上田サポーターが車の助手席に乗っているとき、「おや、毛が散らかしていますね」と永村さんに話しかけたところ、「あー、その席はワンちゃんの指定席なのじゃ」と答えたのが一致している。
 「間違いなく、永村さんだ!」と急ブレーキ、Uターン。
 突然のUターンにチャングムはびっくり。
 「テレビに出ていた有名人がそこに!!」
 「どこどこ?えーっ!!本当だ!さすがに運転しながら見つけるのは目が肥えているねぇ」

Hinohara22 聴者とろう者との架け橋になるのは、チャングム。
紙に書いて筆談しなければならないが、チャングムのおかげで手話通訳してくれました。
 どこかの旅に出かけるときは聴者がいたほうが、現地の色々な情報が入って来るしね。
 (青ヶ島や八丈島のときもnorinoriさんが現地の音声情報を通訳。手話通訳者は貴重な存在なのです)

Hinohara23
 ワンちゃんと記念撮影。
 探し求めていたものが偶然出会えたのは不思議。
 

コメント
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