11月28日(火曜日)。
両親がこのエリアでまだ行ったことのないところといえば、御嶽(みたけ)山、高尾山・・・。
今日は御嶽山で紅葉狩りと思ったが、この雨だと楽しさも半減してしまう。
(あの山を「みたけ」と言い、漢字は御嶽?とさっき、調べてみたところ、JR青梅線のみたけ駅は御嶽、山の名称は御岳。なんと、紛らわしい。御嶽と書いてしまったのは、駅前の国道を何度か通過していたせいか)
よく晴れていれば、新宿の高層ビルも望める場所だというのに、残念。
せっかくここまで来たのだし、登ってみようということになった。
奥多摩周遊道路と奥多摩湖を経て御岳に行こうと思ったが、この雨だと標高のとても高い周遊道路では濃霧だし、対向車が見えずに事故も多い。
周遊道路を避け、JR五日市線の鉄橋下をくぐり、日の出町経由のほうが比較的平らなところなので、そのルートにした。 数馬分校からわずかな距離にある、人里(へんぼり)の檜原村立南秋川小学校跡。
(建物がなくなっているのは、昭和59年に焼失。辛うじて石垣だけが残っていました)
さらに少し先も南郷の南檜原小学校跡 街中のコンビニごとくわずかな距離ごとに小学校があったのは、明治時代は交通の便もなく、深い積雪のさなか、小学校に通うのは大変だったらしい。
村内に8校もあった小学校が次々と廃校、檜原小学校に集約されたのは1986(昭和61)年頃。そのうち、最後まで残っていたのは数馬分校(1999(平成11)年廃校)。
ここに訪ねてきたのは、南秋川小学校跡の向かいにコンニャク工場の井上商店。
親が立ち寄っている間、この周辺を散策。 ずぶ濡れのワンちゃん。
「こんなに濡れてかわいそう・・・」と思ったら、このワンちゃんは猟犬。
このワンちゃんがハンターに指示し、撃ち落した山鳥。
ハンターが自慢げに私たちに見せてくれました。
「ついさっき、撃ち落したばかりなので、まだ温かいんだよ、あっはははは」(チャングムの手話通訳)
さっきから私たちのほうをじっと見ていて、手話が珍しいからだろうかと思ったら、手話で話しかけてみたい、でも、通じなかったらどうしようか・・・と。
どうやら、ハンター仲間にろう者がいるらしく、手話を学習中だそうだ。
ハン尚宮(母)が「手話を頑張って覚えようね~!」と手話で励ました。(笑) 郷土資料を調べに図書館に行ってみたが、毎週月曜・火曜日は連休。
月曜日はどこでも休みになっているが、火曜日も休みかよ?
ここはもともと治療所だったが、まもなく建築中の大きな図書館に移転される。
OPAC(所蔵検索)システムが構築されていれば、自宅にいながら檜原村立図書館にどんな本があるのかネットで検索も可能になる。
東京都図書館横断検索 では「檜原村」にチェックが入れないようにしているが、表示されているのは、準備中だということかな?
もし、表示されていれば、檜原村でしかない資料を最寄りの図書館を通して貸出が可能になる。
しかし、郷土資料はほとんど貸出禁止の館内閲覧なので、館外貸出はその図書館の裁量になる。
(個人での申し込みや郵送取り寄せはできませんが、近くの図書館に申し込めば、図書館同士の貸出手続きが行われます)
あきる野方面の檜原街道で見つけた、お洒落なパン屋さん。
村内で一軒しかないパン屋さんなので、店内では大繁盛中。
通りすがりでも買って行きたくなるようなロケーションのよい場所にありました。 焼きたてのが次々と運ばれてきました。
「檜原ブランドのパンは最高に美味しいかも知れないので、買い占めるぞー」とドックおじさん(父)。
ここのパン屋さんはすべて手作り、防腐剤などの化学添加物が使われていない。
ずっと寝かせたままでも大丈夫なお酒とは違って、買った当日か翌日までに食べきらないといけないし・・・。買いだめをしたがる傾向はお酒と関係あるらしい??