しばらく間を置いてしまいましたが、檜原旅 No.8の続き。
今日は12月13日、奥多摩や御岳の紅葉は完全に散ってしまったかも・・・。
御岳山駅から徒歩15分のところに飲食店やお土産ショップが建ち並ぶ、メインストリート。
「お土産とお食事処」の赤い看板に惹かれ、「千本屋(ちもとや)」で昼食。
ここのオーナーいわく「団体客が広い客席数の備えている食堂に行ってしまうため、ここでは私の作った手作りのコンニャクをサービスします」と持ってきてくれました。
刻み葱とおろし生姜の入っている醤油に付けて食べてみると結構美味しい。
刺身コンニャクの原料は山頂の畑で取れたものらしい。
オーナーが若かった頃、御岳山から離れ都会でサラリーマンをしていた。
ところが、御岳神社の建築に用いる木材調達のため、木を切り落とせるのはこの人しかないと請願され、御岳山に戻ったとのこと。
壁に大きな鋸などが飾っていたので、この人はきこりだったということが伺える。
ここのお店の自慢、「岩清水のコーヒー」(菓子付きで530円)。
なんと、七代の滝の湧き水まで汲みに行って、それをコーヒーにしている。
グーグルマップで場所を調べてみたが、千本屋からは500メートルはありそう。往復1キロかけて、水を汲んでくるのは相当な労力がいるものだ。
このあたりだと水道の蛇口をひねれば、ほとんどミネラルウォーターのはずだけど、それより超えるこだわり。
ここでも「東京都」。
私が東京に行くとしたら、いつも23区は素通り、極端な端っこの奥多摩と伊豆諸島・小笠原で宿泊するのが多くなってきた。
この間の打ち上げ会で23区内に宿泊したのは何年かぶり。
いつもは田舎生活なので、夜になっても空が非常に明るいなあと思いました。(笑)