2004年12月19日(日曜日)
「父は二見トンネルを抜けるときずっと目をつむっていました。(補足:あわびやサザエなどの漁場まで直結する、二見トンネルが開通したのは2003年、わずか2シーズンのみの利用でこの日の出口は遠い異郷の国へ・・・。もしかしたら、38度線「帰らざる橋」のようで特別な思いをしていたかも知れない)
母はいろいろな思い出がぐるぐる頭の中をかけめぐって、車中では作業疲れから寝ていようと思ったのに一睡できなかったと言っていました」
(国王さまの記事より) 今までは両親が東京に来るときの航空券は必ず行きと帰りのセットだけど、今日に限っては片道券。
出国審査を終え、後ろに振り向くと・・・屋上にたくさんの親戚の方が見送りにいらしていました。
国王さまと両親の乗っている航空機。
東の方角に飛び発ってしまった、航空機。
撮影した母の姉いわく「飛行機が米粒になるまでずーっと手を振り続けていました」、とのこと。
市民課で転入届を出したあと、障害福祉課へ千葉県発行の手帳申請手続き。
あれからもう2年経とうとしているが、最近は歳月の流れが非常に早過ぎたような気がする・・・。