今日は建国記念日で祝日、オフなので、久しぶりに倉庫を整理しました。
買ったことすらきれいに忘れていたお宝もの(?)が・・・。 NECのモバイルギア。
ずーっと眠らせたままなので、もしかすると死んでるかも?とスイッチを入れると、初期設定は1999年と表示されました。ちょうど10年前ですね。
年に1回は必ず小笠原に帰っていた頃なので、小笠原でインターネットしたくて買ったような記憶が・・・。
当時のノートパソコンは1台30万、40万もするので、廉価なWindows CE搭載のものにしただろう。
でも、今の時代だとそんなもの使わなくても、携帯電話でパソコンのブラウザで見るような機能がついていますしね・・・。
試しに自分のサイトにアクセスしてみますと、大昔のIE3.0を準拠にしているのか、かなりレイアウトが崩れています。
確かに10年くらい前に小笠原でこのモバイルギアを使いました。
「おがさわら丸」船内の公衆電話は衛星電話を使うので、1分100円(テレホンカード10度分)、5分経たぬうちにカードがあっという間に吐き出されてしまいます。
父島の「まるひ」前にあるグレー公衆電話にへばりつき、その場でインターネット。
小笠原(04998)からアクセスポイントのある東京(03)までは離島特例で隣接区域(伊豆諸島(04992~04996)から東京(03)への通話も隣接料金になります)なので、カードは1分で2度ずつなので、そんなに早く減るような現象はなかったような記憶がします。
これは10年前の話ですが・・・今は伊豆諸島全地域、小笠原父島・母島 FOMAが使えます。
携帯電話でインターネットの時代なので、昔みたいにモバイルギアを持ち歩きながらグレー公衆電話を探すようなことはなくなりました。
公衆電話の回線はアナログで56kbsでした。光ファーバーに慣れると、この回線につなぐと非常に遅く感じるかも知れません。
モバイルギアも10年前のアナログ回線仕様なのか、今の光ファーバーにつないでも表示されるまで時間がかかりました。
IE3.0は今のブラウザみたいにJavaスクリプトやセキュリティ対応、flashMedia、動画などは使えず、単なるHTML表示だけになっていました。
10年前だとこんなに時間がかかっても「普通」だったのは、すごいですねぇ・・・・。