この雑誌が出ているのは全然知りませんでした。
青ヶ島にお住まいの方がご自身のブログで紹介されていましたので、思わずネットで注文してしまいました。
・青ヶ島に暮らす +++1/200シンプルライフ+++ 「船が来たよ(6月23日)」
ここに住んでいながら、リアルタイムで青ヶ島の様子を知ることができるので、毎日楽しみに拝見させていただいています。
注文した翌日にこの本が届いたのですが、青ヶ島は事情が違っていました。
濃霧の影響でヘリがなかなか飛んで来ない。朝のヘリが欠航すると、ヘリポートの視界がよくなる夕方に臨時便が来るはずなのに、全然飛ばなかったそうです。
八丈島から青ヶ島間はおよそ70キロ、黒潮の影響でちょっと波が出ると欠航。
波高2.0メートルくらいまでなら、就航、2.5メートルだと「途中で八丈島に引き返す可能性のある条件付き」、3メートル以上だと欠航。
梅雨の間は海上状態が良くなく、ヘリとともに1週間も欠航続き・・・。
(昭和30年代だとしたら、東京からの八丈島行きの定期便が天候や海上状況を見極め、青ヶ島まで延ばすのは年に数回。
小型ボートで大型客船のところまで迎えに行き、旅客や貨物を移し替える「はしけ作業」に比べると、今のほうが天気が良ければ東京からのアクセスはスムーズ)
1週間待って、この雑誌を知らせてくださったので、私も青ヶ島と同じく今頃落手しました。 まず、最初に紹介したいのは、やはり・・・青ヶ島。
他の島は写真や説明文がついているのに、なぜか青ヶ島だけはイラスト風になっていました。
あじさい荘の奥さん、ふれあいサウナの管理人、製塩所のYさん、杉の沢の奥さん・・・どれも会ったことのある人ばかりです。
「みんな 気さくに声をかけてくれる あったかい島でした」と締めくくられていました。
御蔵島も懐かしい。
写真に載っているのは、御蔵島のメインストリート。
ちょうど「里」の中心地になっています。
役場は里のはずれにあるので、役場前はメインストリートとはちょっと言い難いかな。
伊豆大島からスタート、その次はいきなり小笠原、八丈島、青ヶ島・・・南の島から片付いて行き、最後に全島制覇したのは御蔵島でした。 八丈島に関する情報が盛りだくさん。
青ヶ島への通り道なので、何度か寄っています。
小笠原に例えるとしたら、父島は八丈島、母島は青ヶ島ってことですね。
小笠原に行くときはいつも母島へ直行、青ヶ島へも直行しているのは、どちらもひっそりしていて、秘境だからでしょうか。 八丈島の気になるところ・・・
古民家喫茶 中之郷。
築100年を超える家屋を改装したものだそうです。
ここでちょっと癒されてみたいな。 式根島の松ヶ下雅湯。
式根島も新島村。新島と式根島、どっちにするかと言われると式根島を選んでしまいます。
新島はサーファーのメッカ、サーファの若い人たちでごった返しているのに、式根島はひっそりしています。
式根島は新島に比べると本当に何もない島だけど、温泉や絶景に癒されます。
今月号は40ページも伊豆諸島を紹介されていますので、ボリュームたっぷり。
この1冊さえあれば、伊豆諸島全部を旅しているかような気分にさせてくれます。
・日本唯一の島マガジン 「島へ。」