鴨川沿いに各飲食店の納涼川床。
ここからホテルまで2キロ。食後はタクシーに頼らず、ウォーキング。貴族VIPみたいにドアからドアまでクルマだった、ハン尚宮(母)にとっては、ちょっときつかったかな?とても明るい商店街、ショーウインドーを見ながらのウォーキングは楽しいけど、違うのは空気。京都の空気は排気ガスでちょっと汚れていました。青ヶ島でのウォーキングは空気が美しく、すごく気持ちよかったけどね…。沖縄では近距離でもクルマだけど、ここは京都。公共交通網やレンタカーの代わりにタクシーをうまく利用しています。

鴨川といえば、川床で食事するところで有名になっています。しかし、ハン尚宮(母)のリクエストは外で食べるより中がいい、とのこと。
店名が中国語になっていて、漢字は出せません。箸袋に書かれたローマ字のつづりでは「とうかさいかん」でした。
いざメニューを開いてみると、中国語の漢字ばかり。日本語訳もついているが、すごく長くてどんな料理なのかさっぱりわかりません…。
「予算に合わせて、料理を任せていいですか?」とお願いすると、次々と北京料理が運ばれてきました。 満腹できるような、美味しい料理を選んでくれました。とても美味しいです。中国語読めなくても助かりました~。(^O^)

今日は使われなくなった旧山陰本線のレールを嵯峨野トロッコ列車に引き継ぎ、景勝地の観光路線になっています。
今日はそれに乗って行きま~す。
京都から嵯峨野線(正式名称は山陰本線)の嵯峨嵐山まで。東海道&山陽線の新快速電車が転属してきたみたいなので、山陰本線にしては見違えるほどの新型でした。
ボロ房線と同じく古い国鉄車両は次々と淘汰されてしまいました。
喫茶店も併設されている待合室に入ると、3両の蒸気機関車からまるで生き物のようにすごく油の香りが漂ってきました。
よく考えてみれば、嵯峨野線は山陰本線なので、一本のレールで山口の故郷までつながっているわけです。昨日の「のぞみ」も車内文字案内が「停車駅は京都・新大阪・新神戸・岡山・広島・新山口・小倉・終点博多です」と流れると、このまま乗ってしまえば、山口かぁ?とふと思ってしまいました(笑)
京都のど真ん中にある大手ホテル。
ホームページでは、古都・京都をイメージするような素敵なロビー、大浴場も日本庭園が見えるところがポイント。
いくつかのホテルをリサーチし、そのホテルを選んだのは名の通っているところなので、期待も大きいからでしょう。
部屋にあるテレビは地上デジタル対応になっていても、リモコンが字幕ボタンのないホテル仕様の簡易リモコンだったら、フロントで取り替えてもらおうと思いながら部屋に入ってみた。
立派な地上デジタルの液晶テレビなのに、リモコンは案の定「字幕」ボタンのない簡易リモコン。地上デジタルの青・赤・緑・黄のボタンがついているのに、それを作ったメーカーさんはどうして「字幕」までは気が回らないだろうか?
・ろう者の言語・文化・教育を考える 2010年8月9日 のメールマガジンに書かれてあるとおり、フロントに申し出た。
「純正リモコンに取り替えれば、字幕が見られるのですか?」とちょっと驚いたような顔をしながら、純正リモコンを部屋まで届けてくれた。
これで字幕が見られる、快適なホテルライフになれるな~と地上デジタルに切り替えたところ、「受信できませんでした。アンテナが接続されているか、確認してください」とエラー。
「ここのホテルは地上デジタルがまだ入っていないのですか!?」
「申し訳ございません」
「アナログのままだから、これはいらない」
その後、ホテル内のレストランへ。
京料理のコースが出たのですが、スタッフの対応が非常によく、私たちが聞こえないとわかると、丁寧に筆談で料理の説明。
ごはんは納得いくほどの美味しさなのに、京都のど真ん中なのにいまだにアナログとは腑に落ちない。
もしかすると、高層ビルの電波障害で地上デジタルの電波がうまく受信できないかも?と携帯のワンセグで受信感度をチェック。アンテナがバリバリ立っていて、受信感度は良好。
毎週楽しみにしている番組は字幕付きのはず、アナログだと何といっているのかわからない。
青ヶ島の民宿では地上デジタル対応のテレビが置かれてあっても、地上デジタル化工事中。はるばる伊豆諸島最果ての青ヶ島までアナログの電波が飛んでくるだけで有難いと思いながら字幕がなくても不満な思いをせず見れたのですが、ここは京都のど真ん中。
テレビが地上デジタルなのにアナログのままだと堪忍の袋が切れてしまいますわ。
フロントに「来年7月でアナログが止まるというのに、地上デジタルを施していないみたいですね?テレビも地上デジタルになっているし、もし、見れるようでしたら、そうして欲しい」
「申し訳ございません。今のところアナログでしか見られません」
「自宅やほかのホテルでは地上デジタル、字幕も楽しめるのですが、ここはまるで海外のテレビのようで面白くない!」
「・・・・・」
「来年の7月になったら、ようやくデジタルになるのですか?対応が遅すぎる」
「確認してみますので、しばらくお待ちください」
「来年の3月までにデジタル化を導入する予定です」
「ほかのホテルではわざわざ確認しなくても地上デジタルが当たり前になっていますよ。ここは期待外れでした」
沖縄のリソードホテルに泊まったときのこと。テレビが地上デジタルなのに、アナログのまま。
フロントに申し出たところ、「すみません、このあたりは地上デジタルの電波がまだ来ていません」と言われたときは、仕方がないです。
ここは地上デジタルの電波は十分届いているはずなのに、ホテルのサービスが悪すぎる。厳しいお灸を据えてしまうのは仕方がありません。
食事も美味しくてテレビも字幕がついていれば、合格点に達するホテルでした。残念。
ホテルの名前は帰ったあとに公表します。
日本のどこに行っても、唯一豪勢な新鮮な魚料理ばかり出してくれる、千葉県・千倉の「政右ヱ門」はテレビがブラウン管のアナログになっていても、「民宿」なのに満足いく料理ばかりなので、まあ、テレビは仕方ないと思えるのは不思議。
あんまり怒るようなことはしないのに、久々に怒ってしまいました。