昨日までは秋とは思えぬほどの熱帯夜、今日(14日)からはようやく秋らしくなりました。
牛祭りの翌日はまるごと青ヶ島秘境探検。 今日みたいなお天気なら、お勧めルートは・・・・
標高400メートルに位置する、集落から徒歩15分くらいでたどり着ける「尾山展望台」。
ここからは360度大海原が見渡せます。
テレビ番組の「田舎に泊まろうでタレントが「360度海が見渡せる田舎に行きたい」とリクエストがあれば、間違いなくここに連れ出されるはずなので、そうして欲しいと数年前のブログに書いた記憶はあります。 タレントがそういうリクエストが出なかったかわりに、私の願望を実現にこぎつけてくれたのは、「ポチたま」のだいすけくん。
全国の電話帳から「東京都八丈・青ヶ島版」を引き、ページを開いたところは偶然にも青ヶ島(たったの2ページしかない)だというのは、天文的な確率ですよ・・・。
最終回の美を飾ったのは、だいすけくんの青ヶ島を満喫するシーン。
ここから見える景色は世界一です!!
3年前に来たときはあいにく真っ白な雲に覆われ、その景色を見ることができませんでした。
1785年の噴火(天明の噴火)により、外輪山の中央に出来てしまった、内輪山を丸山と言います。別名「オフジサマ」。
ここは標高400メートルですが、丸山は223メートル。新旧の火口跡があり、プリンのようにツバキが植林されています。 青ヶ島の都道236号線はまるでアップダウンの激しいジェットコースター。
上から見渡せると、その地形に納得しました。
崖っぷちの山腹に道路が敷かれてあります。
三宝港から集落まで行くのに、西側の都道上手のほうが近道ですが、10年くらい前に道路がまるごと崩落。
現在も難工事さながら復旧中ですが、全線開通はいつごろになるか未定。
三宝港の状態が悪いときの補完港としての南東部に大千代港もあるのですが、これも崖崩れにより寸断。せっかく桟橋ができているのに、使用不可の状態です。
青ヶ島の厳しい自然環境をご理解いただけたと思います。