明治天皇が東京に移す前までは京都が長らく日本の都であり、歴史も古い。
青ヶ島も300年くらい前の歴史が今も語り続けられています。
ここは尾山展望台から続く道を辿り着くと、東台所神社。
「ひがしだいところ」と読んでしまいそうですが、「とうだいしょ」が正しい読みです。
観光ガイドブックによれば、
「縁結びの神社。1757(宝暦7)年、悲恋の末、島民7人を斧でたたき殺した新神 浅之助の霊を祀っている」とのことです。
赤い本堂の向かいに写真のような小さな小屋がありました。
ドアを開けて、中で祀っているものに一礼しようと思いましたが、あいにく施錠中でした。
青ヶ島にとっては神聖な場所。
窓越しから中をのぞいてみると、囲炉裏があって神を祀った神棚。
巫女たちの儀式なにかで何かを燃やした形跡がありました。
でも、長年も使われていないような雰囲気が漂います。
青ヶ島郵便局の風景印のデザインになっている「オオタニワタリ」。
沖縄では新芽を食用にしているみたいですが、ここ青ヶ島では食べる習慣がないようです。