今年もやってきました、ブックリサイクルフェア。
除籍処分した古本を利用者に還元する大イベントです。
去年は11月15日でしたが、今年は10月31日に実施しました。
書庫から会場に段ボール箱を搬入したり、レイアウトを整えたり・・・数日前からの準備なのに、台風14号の動きが怪しい。数日前の予想では、31日の朝は関東地方にもっとも接近なので、玄関の外で並ぶのに苦労してしまいます。
幸いにも当日の朝はすでに房総半島の太平洋側に抜けているので、朝からよいお天気でした。 雑踏を避けるために当日の朝早くから並んだ人に整理券を配布し、30分ごと40人入場制になっています。
9時30分から10時までは1番から40番、
10時から10時30分までは41番から80番の整理券というふうに。
できるだけたくさんの本を持ち帰ってほしいので、午後からはフリータイムになり、会場の状況により随時入場。
バーコードを抹消する「リサイクルシール」貼付場所。
おひとり様 図書20冊、雑誌12冊までなので、冊数を数えたうえでシールを貼ります。 入場待ちの待合室。
リサイクルシールが貼付された本が返却されてきても、再び棚に戻ることはありません。
必要な人に再び使ってもらいたいので、「ご自由にお持ち帰りください」コーナーを作りました。
せっかくご寄贈いただいても、所蔵方針により棚に置くことの出来なくなった本も含まれています。 自宅の本棚を整理したときに出た本たちも「お持ち帰りコーナー」に入れさせていただきました。
ずっと昔・・・免許を取りたての頃は速度超過による赤切符(免停相当の6点以上)と青切符(速度超過30キロ以下)をもらってばかりなので、納得できない取締りをする警官に立ち向かってやる!!とこういう本ばかり買いあさっていたのですが・・・赤切符をもらいたくなければ、道路交通法遵守が原則。
しかし、安全運転を心がけているのに「20キロオーバーです!!」と不意に取り締まられるケースが多い。こういう本はちょっと役に立ちそう。
たくさんのお客様がお見えになりました~!!
段ボール箱いっぱい詰めてあった本が次々となくなってしまい、補充に大忙しです。
シール貼り担当4人ではさばききれないほど大行列ができてしまいます。
毎週新しい本を購入し、スペース確保のため書庫に入りきれない古い本は除籍してしまいます。それをご自宅の書庫に加えれば・・・と思います。
国立国会図書館は国内で発刊された本は除籍せず、永年保存が決まりになっているので、毎年増え続ける本の保管スペースはどうしているだろうかとふと思うこともあります。