東京アイランド

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お世話になった、青ヶ島・アジサイ荘

2010-11-10 00:36:48 | 青ヶ島

201011080001 11月になっても咲く、夏の花。
 今年の夏は本当に長く、勘違いしているでしょうか。





201011100001  今日は11月10日。
 青ヶ島の牛祭りは毎年8月10日と定められているので、あれからもう3ヶ月。
 最後にヘリコプターの動画を載せるつもりですが・・・・
 なかなか島から出たがらないのか、しばらく温存。
 ブログの世界なので、青ヶ島から出るかどうかは自由自在なんですが、現実の世界は予定通りに行かないと、とても厳しい。
 万が一帰れなくなった場合を考え、あらかじめ予備日を2、3日入れておいたほうが良さそうです。
 今年2010年は台風の発生が非常に少なく、黒潮も安泰。
 毎日船が出るはずだと計算に入れたのが大きな誤算に・・・。 
 臨時便の予約はまるでバクチのようですが、今回は運よく取れました。
 恥ずかしながら、ヘリポートカウンターでへばり付いたのが功を奏したかも知れません。

 上の建物はご主人が建てた、アジサイ荘の新館。
 3年前の2007年にオープンした直後、真っ先に駆けつけましたっけ・・・。
 ガラス張りのテラスが玄関になっていて、レストランのようなキッチンテーブル。
 右側は客室3部屋。1号室、2号室は定員3名。3号室は広くて5名。宿泊者専用のトイレと洗面室、浴室。
 左側は厨房、その奥はオーナーの住宅になっていました。
 とてもおしゃれな近代的な民宿。
 宿泊料金は新館3食付きで9500円。

201011100002  
 こちらは、映画アイランドタイムズのロケに使われていた、昔からの伝統住宅。
 昭和3、40年代は建材を内地から送られてくるのは難しく、木材はすべて島で伐採されたものが使われています。
 予約するときに特に指定しなければ、優先的に新館になってしまいます。
 「青ヶ島伝統住宅で泊まってみたい」とそう伝えるとよいでしょう。料金は新館より若干安めになっていまして、お食事と入浴は新館になります。
 エアコンはついていませんが、内地みたいに暑苦しいということはあまりなさそうです。
 エアコン付きの新館で泊まっても、就寝中はオフにして窓を開けていました。

 内地だと1階は戸締り慎重ですが、青ヶ島はわざわざ鍵をかけなくても大丈夫。

 1987年か1988年(昭和62、63)年に大きな事件発生。留置所がないため、駐在所で当時の青年団員数名が交代しながら終夜監視。翌日、八丈署から来たお巡りさんに引き渡しといった話をどこかで聞いたような気がします。手元に資料がないため、この情報は100%正確だとは言えません。
 その事件を最後にずっと事件が起きていない(平成時代に大千代港の工事中に転落し、亡くなられた方も出ていますが・・・)ので、とても平和な島なんです。
 青ヶ島駐在所のおまわりさんも拳銃やワッパ(手錠)を装備していても、それらの出番はなさそう?
 あのときに厚かましくも、「ここは平和なので、拳銃やワッパの出番はなさそうですよね?」「道路交通法違反の取り締まりは?」「青切符や赤切符はここでも常備してあるのですか?」とか積極的に取材しとけばよかったな~。今度の青ヶ島はあらかじめ知りたいことをまとめ、突撃かな?(笑)
 おまわりさんの任期は1年なので、せっかく島に根を下ろしたのに牛祭りが終わってしばらくすると交代しなければならないのです。

コメント
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