青ヶ島を発ってからわずか15分後・・・
八丈島の島影が次第に大きくなってしまいました。
青ヶ島からでもよいお天気だと八丈島の島影がくっきり見えます。
手を伸ばせば届きそうでなかなか届かない。
羽田空港までわずか45分の島がこんなに近くにあっても、青ヶ島からだとヘリコプターの定員はわずか9名、船も海上状況により毎日就航するとは限らない。
まあ、青ヶ島は秘境、絶海孤島の醍醐味かな。
八丈島~東京の航空運賃は離島特例により、12400円。
(チケットを予約するときは「特割」を選択してください。特割は運賃が安い代わりにキャンセル時の払い戻しが50%以上かかってしまうことや予約変更ができないデメリットがあります。ただし、青ヶ島からの船またはヘリコプターが天候の影響により欠航してしまった場合など特別な事情があれば、それなりの対応をしてくれる可能性はありそうです。(実際に体験していないので、これはあくまでも私の推測であることを申し添えます)
八丈の島民が手ごろな運賃で東京に行けるようになりたい。
観光客も手ごろな運賃で八丈島に来てほしいという願いが叶えた結果です。
フェリーとほぼ変わらないので、飛行機を選択する方が多く、竹芝から終点の八丈島まで乗られる方は少ないような気がします。
途中の三宅島、御蔵島でどっと降りて行かれます。
八丈島に近づくと平らなところが多く、民家も多いのに気付いてしまいます。
青ヶ島は平らなところがあまりなく、断崖絶壁の険しいところです。
ヘリポートに着陸するときは機体を垂直に下降するのに、八丈空港だとすーっと滑走路を滑りながら、ターミナルに向かいます。
青ヶ島8:45 → 八丈島9:05 早朝臨時チャーター便の旅でした。
テレビ局関係者が朝一便をあわただしく搭乗手続きし、東京へ帰られてしまいました。
(9時5分にヘリコプターが八丈空港の滑走路を使いますと管制塔に連絡が行っているらしく、東京行き朝一便の9時5分発を多少遅らせたため、どうやらヘリコプターからの乗り継ぎが間に合っているらしい)
青ヶ島を8時45分に出て、羽田空港に到着するのは10時頃かな。
計算してみたら・・・なんと1時間15分!?
日本最果て地の秘境、青ヶ島からでも1時間ちょっとで東京とは夢のようじゃないですか。