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少し古い本ですが・・・2005(平成17)年刊行。
日本一取るのが難しいとされているチケットを確保できたので、そのような仕組はどうなっているか真相解明するため借りてみました。
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どれも私の疑問を抱いているので、これで勉強してみます。
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指定席のオンライン回線がなかった頃の乗車券センター(1962年=昭和37年)。ビジネスこだま特急151系の指定席も、各駅から電話でリクエストを受けると、回転する台帳から列車名を探し、さっと取り出して空いている座席を見つけては応答して埋まっていくやり方。東海道新幹線開通を控え、国鉄も座席予約を電算化したいと業者さんを募集したところ、名乗り上げたのは日立製作所。
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構築時からずーっと現在も日立が担っていて、3月廃止になった「トワイライトエクスプレス」や3月開業の北陸新幹線1番列車も、かなり全国から殺到。あまりにも殺到すると処理しきれず、途中でフリーズするはずなのに数秒で全席が埋まる処理能力を持っている。
マルス端末は日立製作所と沖電気の2社、オンライン回線を持たないPOS(運賃計算、売上金管理システム)はNEC(日本電気)、富士通製。
メーカーごとフォントや様式が異なると見栄えが悪くなるので、すべて日立フォーマットで統一。
みどりの窓口を支える「マルスの謎」
著者:杉浦一機
出版社:草思社
出版年月日:2005年10月17日