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ここは郡家(こおげ)駅を出て、間もなく。これから山地に入りますが・・・この風景を見ると、子どもの頃何度も見た風景によく似ています。長門二見を出ると、海岸沿いのブルーライン。海岸から離れると、こんな風景。川棚温泉から黒井村間かな。
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ここは河原(かわはら)駅。ホームから改札口まで少し間がありますね。今の因美線はすっかり寂れた路線になっていますが、昔はとても栄えていました。改札口までもう1本のレールが敷かれていたに違いない。
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ここは国英(くにふさ)駅。国に書いて英語の英。これを「くにふさ」と読むとはかなり難読駅。
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真夏の、のどかな風景が続きます。キハ47は3両編成、4人掛けのボックス席に1人。山陰本線や因美線などの超ローカル線は平日ダイヤ、休日ダイヤの設定がなく、通年同じ編成なので、祝日でも3両編成にしているかも知れません。ガラガラ空き過ぎて、まるで私だけの貸切車両。
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ここは鷹狩(たかがり)駅。まるで鷹を狩るような駅名。
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用瀬(もちがせ)駅。ここも立派な駅舎なのに、無人駅。因美線の歴史はとても古く、開業当時はほとんど有人駅だったとうかがわせます。
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ここも難読駅。この漢字を見てもすぐ「もちがせ」と答えられる方は少ないかと・・・。
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因幡社(いなばやしろ)駅。
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となりはもう終点、智頭。鳥取から9駅目、31.9キロ、乗車時間はわずか40分。あっという間。智頭から津山行きも、この車両と同じくキハ47でローカル気分を味わいたいと願いつつ・・・。