東京アイランド

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1ケ月でやっと津山駅

2015-08-20 00:44:20 | 2015中国山地の超ローカル旅

 津山駅に訪ねたのは7月20日なので、ちょうど1ケ月前。ゴールは新山口なので、この先もずっと長いでしょう・・・。
 ここは山陽新幹線の岡山から58.7キロ、津山駅です。9時半なので、これから岡山に向かえばあっと言う間に東京へ帰れますが・・・中国山地を縦貫するかように姫新線、伯備線(一部)、芸備線、三江線の旅がまだ残っています。

 津山と聞いて、真っ先に思い出すのはボッタクリ急行「つやま」号。当初は岡山発鳥取行きの急行砂丘が1日5本、しかもグリーン車連結。もちろん、途中の津山に停車。ところが、急行砂丘は廃止になり、津山市が「急行の止まる街」としてメンツをかけ、JRに存続させるように働きかけた。1日1往復の急行「つやま」運転。使われている車両は普通のキハ47と全く同じ。かつての急行砂丘号はキハ28とキハ58。急行タイプの優等列車なので、急行料金を払ってでも違和感はしませんでしたが、ノーマルのキハ47なのに急行料金まで徴収するなんてボッタクリじゃないかという酷評もあり、2009(平成21)年ダイヤ改正で廃止。
 急行「つやま」が消え、現存する急行は青森~札幌間の「はまなす」のみになってしまいました。
 山陰本線も急行「さんべ」、「ながと」もありました。「ながと」は長門二見も停車なので、普通とそんなに要所時間は変わらないのにわざわざ急行料金を払ってでも、優越感に浸っていました。当時の50キロまで急行券は520円。現在の山陰本線は普通でも100%冷房ですが、JR発足時は急行、特急のみ冷房付き。冷房のある車両に乗りたくて少ないお小遣いで貯めたオレンジカードから差し引くなんてもったいない。
 1990年初めころの急行「ながと」停車駅
 下関-安岡-吉見-川棚温泉-小串-長門二見-滝部-(特牛※夏季のみ停車)-人丸-長門古市-長門市 
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数十年後のJR北海道路線図はスカスカに!?

2015-08-20 00:18:41 | 日記・エッセイ・コラム

 1977(昭和52)年の國鐵時刻表の路線図です。北海道の隅々まで鉄路で行ける時代がありました。例えば、稚内に行きたいときは、宗谷本線だけではなく、今は無き天北線、羽幌線経由でも行けました。札幌を起点に北海道各方面に向かう、ブルートレインの寝台急行も数だくさんありました。もちろんDD51ディーゼル機関車牽引だと思いますが、現存するDD51で牽引する旅客列車は、北斗星(8月22日札幌発が最終)、豪華寝台特急のカシオペア(9月30日まで)、唯一の寝台急行「はまなす」のみ。

 國鐵時代の山陰本線はDD51機関車の牽引する客車王國でした。古いオハフ33(戦前の鋼製客車)やスハ42客車(戦後しばらく)、ナハ11(昭和30年代の軽量構造)、しばらくすると自動扉が付いたレッドトレイン(オハ50)で通学していたことは覚えていますから、DD51は私にとって懐かしい機関車。
 北海道新幹線開通後は青函トンネルを潜る客車は全廃する予定なので、定期運用で乗れるDD51はなくなってしまうことに・・・。

 日本一秘境駅の小幌駅を存続させるのに維持代がかかる理由で、早くも廃駅に追いやられているし、輸送密度500人キロ未満の区間を「ご利用が少ない区間」としてJR北海道のホームページで開示しています。

 ・平成26年3月決算社長談話の、9ページ。

 輸送密度500人キロ未満の路線 

 札沼線 北海道医療大学~新十津川
 石勝本線 新夕張~夕張 
 留萌本線 深川~増毛  
 根室本線 滝川~新得
 日高本線 苫小牧~様似 
 宗谷本線 名寄~稚内 
 根室本線 釧路~根室
 釧網本線 東釧路~網走

 (ほとんど、本線と名乗っているのは、昔、網の目のように巡り張らされていたときの支線がたくさんあったため、その名残)
 その路線のうち、留萌線の留萌~増毛間は廃止検討が明らかになり、その他の路線も利用者が増えなければ危ういです。長距離の本線が次々と短縮(最北端の駅が中途半端な名寄駅、最東端が釧路駅になる)させられては、北海道における鉄道旅の魅力がなくなってしまうのは確か・・・。

 記念撮影用として設けられた小幌駅入場券だけど、本物の硬券に印刷されるフォントが使われたりして、本当によく出来て来ますね・・・。(写真はネットより)
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